第7回世界水フォーラム・ オルタナティブ・フォーラム開催

4月12~17日に韓国大邱市のEXPOで、標記フォーラムが開催された。
12日の開会式で挨拶に立った朴クネ大統領は「国際的な水紛争を解決し、和解と協調の時代に進むべき」とし、さらに、「20世紀が石油時代のブラックゴールドの時代から21世紀は、水の時代ブルーゴールドの時代であり、水に関わる課題は、先進国や発展途上国が共に経済成長することが重要だ」と訴えた。

 

水道の民間委託化に反対

韓国の労働組合(KGEUなど)は、大邱市の水道民営化に反対するため、大邱中央駅周辺で、街宣活動や決起集会を行った。

決起集会では自治労の山本公営企業局長が連帯挨拶を行い、日本の水道民営化の現状を報告するとともに「安心・安全・安定した」水道事業を実現するため、公務員労働組合は、官官連携に力点を置いた活動が必要であることを訴えた。

 

オルタナティブ・フォーラム

4月13~14日には韓国労働組合(KCTU・KGEU)が水の民営化に反対するため標記フォーラムを開催し世界の事例が紹介された。
全世界的な水民間企業のヴェオリア社など多国籍企業が、モロッコやルイジアナなどで、水道事業を包括的に受注した結果、環境破壊や水道料金の大幅な値上げなどがおこった。市民団体を中心に再公営化を求める運動が起こり、現在は各自治体が水道事業を行っている。同様に全世界で公営水道⇒民間譲渡(民間包括委託)⇒再公営化をたどった都市は、2000年で3事例、2014年で180事例となっている。
またこのフォーラムで、PSI(Public Services Interna-tional)-JCから自治労と全水道が共同して、日本の水道事業の現状や大阪市の水道民営化の報告を行い、全世界の労働者と連携し取り組む事を表明した。最後に、「水は、人権・公共財であり、水の商業化に反対し、公営化で継続した事業すること」などを共同声明として決議し、2日間の日程を終了した。