■第16回一般現業全国集会 初の市民協働作業も企画、新たな技能職をめざす

 5月17日~19日、福島市・飯坂町において標記集会を開催し、一般現業職員が36県本部244(うち女性67)人が参加した。初日の全体集会では、中央本部氏家書記長に続いて、現業評議会西岡副議長、地元から福島県本部今野書記長のあいさつがあった。
 基調提起は、藤本現業局長が自治労の調査結果をもとに、全国の現業職員の減少と、臨時非常勤等職員が増加している現状を報告し、民間委託の現状と課題を提起した。さらに、これらの災害時対応における問題点についてふれ、現業職員の重要さを強く訴えるとともに、6月の人員確保闘争の取り組み強化を訴えた。
 続いて「東日本大震災を振り返って~現場は何をするべきか~」をテーマにパネルディスカッションを行った。パネリストには、地方自治ジャーナリストの葉上太郎さん、福島市の八島洋一危機管理室長と、現業評議会の栗本正則一般現業部会長(大阪)が登壇し、藤本初雄現業局長がコーディネーターを務めた。

 ディスカッションでは、震災当時を振り返り、災害経過や復旧・復興の現状と課題、風評被害対策について意見交換をした。その中で、「震災後2年が経過し、さまざまな課題がある中 で平常時・非常時における業務のあり方を一人ひとりが考えることが重要である」と呼びかけ、福島の地で一般現業集会を行う意味と意義を理解し、現場に持ち帰って活かしていこうと、翌日の分科会につなげた。
s-第2分科会 地域防災における住民と行政の連携と役割

s-第4分科会 地元住民のみなさんと公園に植栽

2日目は分科会が行われ、第1分科会「地域の保育スタッフとして~あなたは何ができますか~」、第2分科会「地域防災における住民と行政の連携と役割」、第3分科会「労働組合が危ない。今こそ組織強化を!~仲間とともにピンチをチャンスに~」のテーマ で、それぞれワークショップを通じて意見交換をし、今後の課題や方策を探った。第4分科会では、乙和公園(飯坂町)において市民と協働で植栽を行う、はじめての取り組みを行った。この取り組みには福島県本部をはじめ、市や地元自治会の協力のもと、一般市民のボランティアが約30人参加し、自治労組合員とともに公園内に花壇を作り、桜やツツジ、向日葵などの植栽をした。

 3日目の全体集会では「65歳まで続けられる働き方とは」をテーマにパネルディスカッションを行った。パネラーには、自治労福島県本部・今野泰書記長、現業評人事・給与等検討委員会田中清文委員(大阪)、一般現業部会・伏見広美幹事(東京)が登壇。現業労働者が働きがいをもって自分たちで企画運営をして取り組んでいくことをめざし、課題を検討するため「新たな技能職に関わる、 現業評議会人事・給与制度等検討委員会」の提言の考え方をもとに意見交換を行った。