質の高い公共サービスの提供を! ~第17回一般現業全国集会~ 

6月13~14日、福島県飯坂町にて、第17回一般現業全国集会が開催され、36県本部226名(うち女性69名)が参加した。

初日の全体集会では、冒頭に中央本部・杣谷副委員長、梶原現評副議長があいさつした。続く基調講演では牧野現業局長から、この間の現業職員を取り巻く情勢と今後の課題を提起した。

記念講演では「安心社会のための公共サービス~労働組合の役割~」と題して中央大学教授の宮本太郎さんが講演した。公務員・労働組合の内外の状況をはじめとして、現在の社会保障が時代とともに変化していく中で、どのようなことが求められているかなどについて、事例を交えて話された。

続いて、「地域社会における私たち現場労働者の役割」をテーマにパネルディスカッションを行った。パネリストに伊藤藤夫さん(丹南市民自治研究センター地域政策研究所)、栗本正則さん(一般現業部会部会長)、伏見宏美さん(一般現業部会幹事)が登壇し、牧野現業局長がコーディネーターを務めた。パネルディスカッションでは、地域に出ることの意義、地域ニーズを仕事にどう生かすかなど、事例を交えた活発な議論が行われた。

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分科会で活発な討論、フィールドワークも

2日目(最終日)は分科会に行われた。

第1分科会は「地域に頼られる保育園~少子化時代に求められる役割~」と題して榊原智子さん(読売新聞調査研究本部 主任研究員)から講演が行われた。子ども・子育て支援三法の解説から、新たな予算や法律をもとにどういった役割が保育園に求められているのかについて講演があった。

第2分科会では岡本茂さん(株式会社ランドシステム研究所)をお招きして「地域防災における公助の役割」と題した講演が行われた。講演では、日本の地形から見る災害、災害に起きた際に公助としてどのような役割があるのか等について事例を交えて講演があった。またワークショップでは講演内容をもとに、福島・飯坂地区の白地図を使って防災マップの作成を実践した。

第3分科会は中村健治さん(日本ケアラー連盟理事)をお招きして「超高齢社会におけるまちづくり」から講演・ワークショップを織り交ぜながら、実践形式で開かれた。超高齢化社会となった日本はどういった人材や役割等が必要か、また地域の中でケアラーに求められることは何かなどについて学習した。

第4分科会は1日目の夜から、地域の方との意見交換から始まり、2日目には福島・飯坂地区にある「花ももの里」で地元農家の方たちの協力して摘果作業を行った。明け方から降った雨で湿気が多く、また桃の産毛などに苦戦しつつも、無事分科会は成功裏に終了した。