『国連のミレニアム開発目標(MDGs)って何?』
  



 

【ミレニアム開発目標とは?】
 ミレニアム開発目標とは、英語ではMillennium Development Goalsといい、略してMDGsと呼ばれています。MDGsは、貧困撲滅、教育の普及、HIV/AIDSなど疾病の防止、など8つの目標を掲げています。
(目標の詳しい内容は、Clickボタンをクリックすると表示されます)

 目標1. 極度の貧困と飢餓の撲滅

 目標2. 初等教育の完全普及

 目標3. ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上

 目標4. 乳幼児死亡率の削減

 目標5. 妊産婦の健康の改善

 目標6. HIV/AIDS、マラリアなどの疾病の蔓延防止

 目標7. 持続可能な環境づくり

 目標8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進

ロゴハニィ難民キャンプ(アフガニスタン) 写真は国連のホームページより転載

 実は、このMDGsが出来上がるまでには、いくつかの過程があります。ここで、MDGsが作成されるまでの経緯を見てみましょう。
 2000年9月、ニューヨークにおいて、来る21世紀を前に世界共通の問題を話し合う場として、国連ミレニアム・サミットが開催されました。このサミットは、加盟189カ国から150人以上の元首・首脳が参加する、史上最大の会合でした。ミレニアム・サミット開催に向けて作成された「ミレニアム報告書」の中では、既に「2015年までに極貧状態に暮らす人々の割合を半減させよう!」、「HIV/AIDSの蔓延を食い止めよう!」、および、「すべての少年少女に平等に基礎教育を提供できるようにしよう!」などの目標が示されています。
 そして、このサミットで「国連ミレニアム宣言」が採択されました。「自由、平等、連帯、寛容、自然の尊重、責任の分担」を国際関係における共通の価値として確認し、これらの価値を実現するために、次のような行動目標を明らかにしました。

読み書きの勉強をするパキスタン・カラチの子ども 写真は国連のホームページより転載

平和、安全保障および軍縮
開発と貧困
私たちが共有する自然環境の保護
人権、民主主義、および、よい統治
弱者の保護
アフリカの特殊なニーズへの対応
国連の強化

 これら、「ミレニアム報告書」や「ミレニアム宣言」他、1990年代に国連会議で議論されてきた問題を統合して出来たのが「MDGs」なのです。
 こうしてみると、MDGsの内容自体は新しいものではありません。しかし、今まで議論されてきた問題をまとめ、達成期限や数値目標を定めて公約したことは、画期的なことといえます。

セネガルの干ばつ地帯 写真は国連のホームページより転載

もっと詳しく知りたい人は・・・
国際連合 http://www.unic.or.jp/