【要請レポート】

第34回兵庫自治研集会
第12分科会 被災地における女性への支援と保護~伝えられなかった真実~

「まけないぞう」を通して見えてきたもの
~被災地KOBEから東北へ~

被災地NGO恊働センター・まけないぞう事業部 増島 智子

1. 東日本大震災と阪神・淡路大震災の被災の概要

1995年1月17日午前5時46分、マグニチュード7.3
犠牲者:6,434人、孤独死:233人(仮設での)
仮設住宅:48,000戸建設

2011年3月11日2時46分、マグニチュード9、津波最大40m
犠牲者:15,868人・行方不明者:2,848人(8月8日現在)
岩手県犠牲者:4,671人、行方不明者:1,207人(8月8日現在)
岩手県:約14,000戸、319地区
現在約13,984戸(被災地全体では約10万戸の仮設やみなし仮設)建設

2. 初動対応の流れ

3月11日:第1次先遣隊が被災地を目指す。宮城県名取市でヒアリング。
     その後福島第一原発が爆発し、山形県米沢市にて避難所運営サポート
3月26日:岩手県遠野市にて、沿岸部の被災地へのボランティア活動の後方支援拠点立ち上げ準備。
     遠野市社協、遠野青年会議所、地元NPOとともに後方支援のため協働で行うことを確認。
     大槌町、陸前高田市、釜石市、大船渡市、遠野市を支援する

3. 生きがい協働事業「まけないぞう」プロジェクト

1997年7月スタート
「一本のタオル運動」開始
生きがい、しごと、コミュニティづくりのきっかけ
これまでに20万個販売実績 

4. 発災直後の様子

・避難所運営のあり方
・コミュニティの崩壊

5. 被災地の現状

・避難所から仮設への移行
・ハードからソフトへ
・仮設での課題
・「足湯」のつぶやきからみえてくるもの
・福島の女性たち

6. その他