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「ホームヘルパーの立場から」 介護福祉士・ケアマネジャー |
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社会福祉協議会でホームヘルパーの調整役としてお仕事しています。 先ほどヒビスコールをいわれていました、もってきましたのでお見せします。 私たち社会福祉協議会のホームヘルパーは携帯のこのようなものを持っています。 正規職員の方手を挙げてください。介護保険に伴っての登録、非常勤のワーカーさん、ないし訪問介護員の方手を挙げていただけますか。 なぜこのようなことを言いますと、正規の職員の方は健康診断、研修といろいろな事をやっていくのがあたりまえになっています。 感染症の事も、はじめてヘルパーの仕事に携われた方で自分自身の対応と利用者への対応をどうすればいいかと思っている方がおられると思い、聞かせていただきました。 私は在宅でやっていく上で体験的にやってきた事を事例として話したいと思います。 今日ここに私たちの仲間として一緒にこの事例をやったヘルパーさんにも来ていただいています。 レジメの中で事例1「老夫婦世帯にヘルパーが訪問していました。夫はアルコール依存症です、妻は20年前に慢性関節リウマチを発症し現在に至ってます。この利用者に下痢がつづいてます。」 この方の病名は関係ないんです。訪問したときに起こった状態をお話します。 アルコール依存症で常におなかがゆるい。それはアルコールのためとヘルパーは心得ていました。ある日奥さんもおなかがゆるかったのです。これはおかしいと思いかかりつけの先生に連絡し、入院というかたちをとらせていただきました。 何故こうしたかというと、O157がすごくはやっていた時なので、診てもらうのが一番であろうと、そしてこの利用者さんにしたことと私たちが何をするかという時にまず、私は調整役の立場から現場のヘルパーさんから連絡をいただき、入院していただきました。 私たちが何をするかと言ったら、所長が保健所に連絡をいれます、携わらなかったヘルパーも全員そこのセンターは検便をしました。何もなく、1週間ほどで退院し、ただの食中毒ということで収まりました。 これが1つの事例です。 第2の事例は「高齢の独居の方がなくなりました。ヘルパー訪問時に「体がだるい、微熱が続く、食欲がない」と訴えがあり、精密検査を受ける為に入院していました。」 かなりの高齢の方でやせていました。食欲不振、しんどい、だらだらとつづけていましたが、あまりに長いので家族の方に連絡して精密検査を受けることで入院されました。 その後お亡くなりになりました。 亡くなられた理由は後でわかったことですが、結核であったとわかったのです。結核だから亡くなったのではなく、体力が消耗して亡くなったのですが、次に私たちがしなければいけなかったことは、この結核をもらったかもしれないという事です、この事例も保健所に連絡を取り、X線をとっています。今も6ヶ月に1回現在、2回目にはいってます。 事例3「交通事故のため身体障害者になりました。体力がなく、常にゴロゴロしておられます。湿疹も治りにくく、体を冷やすために薄氷をたべています。ある日、訪問看護婦から電話が入りました。「MRSAに感染しておられますが、在宅で生活をされます」ということでした。」 このことを伝える事はいけないかもしれないのですが、先ほどいわれたように感染症であるとともに知っておかなければいけないことがあったので、連絡しました。 自分の体力があれば風邪もひかないし、結核にもかからない、ましてMRSAにかかることもない、ヘルパー自身の体をしっかりと知っておく、この方は在宅で生活されていますが私たちは1つのケースに行くだけでなく、いろんなところに行きます。 その時に衣類、制服、エプロンをつけ作業をさせていただきます。つけた衣類は全部ビニール袋に入れて持ち帰り、洗濯をするため持ち帰ります。 順番を後回しにする事も必要な事です、介護人さんとの関係でどうしても朝の9時に行く場合にはその事が出来ません。朝の9時に訪問する時。午後あき時間がある時は持ち帰れますが、そのまま袋にいれたまま次のケースを訪問する時。 後は、自分の体力と手洗い、うがいです。手を洗った後、消毒をして次の訪問先に行きます。 この病気はうつるというのではなく、正しい知識をホームヘルパー、ワーカーが知ること、勉強し、怖がらず知識を得る事、だと思います。疑わしい事があれば、上司に連絡をするとともに、ケアマネジャーに伝える事が重要です。 何故最初に常勤、登録のヘルパーさんを聞いたかといいますと、各事業所が同じヘルパーを育てていくなら、ヘルパーの健康状態をきっちり把握していかないと利用者に迷惑がかかるということです。 自分の体が利用者を媒介して感染源になることがあります。健康診断を受けて仕事をやるのは当たり前です。3級、2級の試験をうけて現場に出ても、それぞれ現場は違います。 違う中で自分が病気を見つけることすらわからないかもしれません。 その一つが研修であり、研修の方法として事例をあげながら、その時々にどう対処するのか学びたいものです。事業者がそうやっていけるように私たちが声をだしていきたいのです。。 感染予防マニュアルの中で事例1は17ページ事例2は25ページ、事例3は22ページにあります。医学的専門的な事は保健婦さんにまかせて、私たちがそういう場面にあったときどうすればよいか学ぶ事がこれからの訪問介護員、ケアワーカーの仕事だと思います。 行った先の病気を怖がるのではなく、疑わしいものを取り除いていく為に、しないのではなく、どのようにサービスするかということから入ってもらいたいと思います。 一つ一つの病気を説明するよりも、こういう時にはどのような対応の仕方をしたのか質疑応答の時にお聞きしたいと思います。 長い間ホームヘルパーをしてきた中で、積み重ねてきた事があります。 1973年に家庭奉仕員として国が補助金をだしたころから比べると現在の介護保険が始まったホームヘルパーさんは研修さえすればいいと、そういうものではないはずです。事業者がわから見た場合3級2級の級を取得していれば現場で通じると思っている事に疑問をいだきます。100人の利用者の方がおられた時、机上の文章だけての仕事にはなりません。 個々違う利用者さんの中で、私たちは一体どうしたらいいの。感染症だけではなくいろんな仕事のあり方を、介護保険の前のホームヘルパーさんと介護保険後のホームヘルパーの違いを勉強していき、ほったらかしにならないよう勉強もする、研修もする、現場でちゃんとするよう勉強会をしていきたいと思います。 介護保険前の常勤ヘルパーはたくさんいました、それは必要だったからです。ボランティアでは無理、高度の技術が必要となる、感染症だけでなくいろんな面で勉強する事があります。今日もそのためこんなにたくさんきて頂けたと思います。 こういうことで困ってるということがありましたら、一緒に考えていきたいと思いますので、質問していただきたいと思います。
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