全日本自治団体労働組合
2012年1月21日

■【各地から発信】 脱原発特集
 
1000万人署名達成に向けラストスパート!!

 ←署名用紙はこちらから入手できます。

 

 

脱原発に向け 俳優山本太郎さん 運動拡大訴える!

高松市中心部で街頭アピールを行った。

街宣車から訴える山本さん

  12月18日護憲香川とさようなら原発1000万人アクション県実行委員会(産別代表として香川県本部も参画)は、原発反対の意思表示を行い、国内外で脱原発の活動を積極的に展開している俳優の山本太郎さんを招き、記念講演や街頭アピール行動を行った。
 憲法講座の第2講座として山本太郎さんの記念講演を行った。その後会場から250人の参加者全員が隊列を組み山本さんが先頭に立ち、原発の危険性などについてマイクで訴えながらデモ行進を行った。
 山本さんは、まいだ社民党県連副代表や山崎高松市議と共に街頭宣伝カーの壇上に立った。「『ただちに人体への影響はない』とか『被曝限度の数値引き上げ』など、東京電力福島第一原発事故で国や東電がとった対応のいい加減さに怒りを感じている。今自分が声を上げなければと思い、芸能事務所を辞め原発反対を表明した。自分としては、何も特別なことはしていないと思っている。命の尊さを考えながら一市民として声をあげ、訴えているだけだ。収入は以前と比べて10分の1に激減したが、普通の人間に戻れたことでデモ行進や集会など脱原発の運動に参加できて本当に毎日が充実している。脱原発に向けては運動の広がりが重要であり、今はイデオロギーを超え、人の命を大切にすることをより多くの人たちに広げていくことが求められている」と訴えた。
 年末の買い物客で賑わう中、山本さんの力のこもった訴えに多くの市民も聞き入り、見る見るうちに人だかりとなった。壇上から降りた際には、報道陣や一般市民に囲まれ、身動きがとれなくなった。県内で脱原発を発信する2011年最後の大きな盛り上がりを見せる場として相応しい街頭アピールとなった。 


全国で脱原発学習会相次ぐ 〜被災地の実態を報告〜

兵庫県本部で講演をする今野書記長

奈良県本部が来福し、被災地の実態を説明

 東京電力福島第一原発の事故による放射線問題は未だ解決の糸口が見えない。福島県本部は、自治労各県本部の要請に基づき、学習会で現状報告や課題提起を行ってきた。この間、奈良、千葉、東京、長野、宮崎、兵庫県本部の学習会に出席している。
 なお、被災地の実態を知ろうと、福島を訪れる県本部もある。奈良県本部は12月11〜12日「ワーカースクール」を開催。これは若い単組役員を対象とした講座で、今回は8人が来福、県本部から今野書記長、竹岡組織部長、鈴木調査部長が参加した。
 初日は、今野書記長が原発事故発生時の経緯と福島の現状を説明。二日目は、飯館村役場を訪問。飯館村職労の佐藤正幸さんに現在の業務などの説明を受けた後、自衛隊による除染作業を視察。その後、南相馬市の津波被害現場、警戒区域前に向かい、実態を目の当たりにした。
 参加した奈良県本部・藤本恵多書記次長は「西日本では福島の厳しい状況しか報道されない。実際に来てみると住民が普通に生活していることを知った。報道によるイメージが偏見を生み出すかもしれない。普通の生活が営まれていることを、きちんと職場でも伝えたい。一方で、様々な問題が起きている現実もある。この点もしっかり受け止め、過ちを繰り返さないためにも、脱原発の取り組みも強化したい」と語った。
 脱原発運動で最も懸念すべきは、時間の経過とともにその気運が薄れることである。福島の実態を伝えることが被災県本部としての役割でもある。
 福島県本部は今後も要請があれば積極的に各地で実態を報告していく。

 

原発に代わる電力へ舵切りを 蓮池透さんが元東電社員として講演

 秋田県平和センターは12月8日、秋田市で「第25回戦争への扉を開いた12・8を考える秋田県民集会」を開催、市民など約200人が参加した。この集会は1941年12月8日の太平洋戦開戦の日(真珠湾攻撃の日)に合わせて毎年開催されている。荘司平和センター代表は「原発推進はもはや成り立たない。今集会を脱原発社会への足掛かりにしたい」と主催者あいさつをした。
 続いて、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の元事務局長で、元東京電力社員の蓮池透さんより「原発に未来はあるか〜元東電社員として」と題した講演があった。冒頭、蓮池さんは、福島第一原発の事故について「東京電力のOBとしてお詫びしたい」と謝罪した。東京電力の原子力部門に30年あまり勤務し、福島第一原発で技術者としても勤務した蓮池さんは事故後の東京電力の対応について「原子炉の中がどうなっているかは、まだ誰も見ていない」とした上で、「考えられる可能性を全て明らかにすべき」と指摘した。
 また「巨大津波に耐えられる原発を建設することは技術的に可能だが、膨大なコストが掛かり非現実的」とも指摘し「使用済み核燃料などの原発から出される放射性廃棄物の最終処分場を引き受ける自治体はない」ことを強調。「原発に未来はなく、国や電力会社は原発に代わる電力をどう確保していくか舵切りが求められている」とエネルギー政策の転換についても言及した。
 最後に蓮池さんは、拉致問題についてもふれ「日朝首脳会談から10年になる。この事件を風化させてはならない」と締めくくった。
 

今すぐ全原発の停止を!広瀬隆講演会を開催

 12月4日、神戸市内でジャーナリストの広瀬隆さんが「福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」のテーマで講演した。広瀬さんは「地震が予知できない以上、原発は今すぐ止めるべき。福井の原発が爆発すれば、関西は生き残れない」と警鐘を鳴らした。集会は兵庫県職労労働学校40周年記念公開講座として、アイ女性会議などと共同で開催。
 広瀬隆さんは「東京電力福島第一原発は津波の来る前に配管が破断し、すでに事故が起こっていた可能性が高い。阪神・淡路大震災以降、国内で地震が活発化しており、いつ原発事故が起こってもおかしくない。10年後に原発を止めるなんてとんでもない。今すぐ、全ての原発を止めるべきだ」と警鐘を鳴らした。
 参加者は「原発のメカニズムの基底からの分かりやすい説明は大変参考になった。2重、3重、4重の意味で、その危険性の重大さ、恐ろしさを底から認識できた」「迫力ある講演を聞いて、マスコミなどで知らされていない恐ろしさが分かった」など感想を述べた。