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評議会発

学んで、知って、共有し、交流を深めて活動をひろげよう

第16回青年・女性交流会を開催

全国一般評議会は3月9~10日、大阪市内において標記交流会を開催し、約50人が参加した。この交流会は、毎年、開催地の青年女性部を中心に交流会の企画・運営を行い、学習と交流を通じた活動の活性化、若年層の育成を目的に開催している。

【合同労組運動、反戦平和運動は全国一般の要】
冒頭、主催者を代表して、北島幹事はこれまでの交流会の内容を振り返り、戦争は人の絆だけでなくすべてのものを失うこと、日本はそこから立ち直ってきたことに触れ、戦争の歴史、日本国憲法についてさらに深く学んでいこうとあいさつした。
続いて、地元大阪府本部の髙木委員長代行、大阪地方労組の福島委員長からもあいさつを受けた。
福島委員長は、労働組合は労働者全体の希望であるはずだとし、中小企業労働者は横断的な連帯強化が必要であることや、暮らしをまもるためには反戦平和の運動、さらには政治が重要であることを述べるとともに組織内予定候補の「岸まきこ」の必勝にむけた取り組み強化を呼びかけた。

【改憲の目的、戦争の歴史】
今回は大阪地方労組の青年部が中心となり、平和の問題を考えることを目的に、「改憲をめぐる動き」を学ぶ講演、フィールドワークは、大阪城戦跡ウォークを企画した。(当日は雨天のため、ピースおおさか・大阪国際平和センター内を見学)
1日目の七堂眞紀弁護士(大阪・北村法律事務所)を講師に「改憲をめぐる動き」と題した講演では、自衛隊の明記、緊急事態条項の新設を中心に、第24条(家族、婚姻等に関する基本原則)など、その背景にある安倍政権の真のねらいや、危険性について詳しく説明された。憲法改悪の流れをとめるため、一人ひとりがまずできること、ニュースを見ること、記事を読むこと、学習会への参加などから改憲させない運動を拡げていこうと呼び掛けた。

【持ち帰り活動に活かそう~仲間の取り組みを共有】
また各地方労組での青年・女性部の活動報告があり、それぞれ活発な意見交換があった。また7年にわたる闘争の勝利報告(配転命令撤回)と支援のお礼もあった。互いにたくさんの質問がだされ、取り組みと課題を共有する場となった。

 

2日目のピースおおさかでは、日清・日露戦争から太平洋戦争までの歴史、戦時下の大阪の暮らしなどの解説や展示を見学した。
大阪空襲の実態を、写真や再現された民家、出征する兵士の手紙、疎開児童と家族の手紙、被弾した水筒や国民服、焼夷弾(模型)などの展示と、体験者の証言などで伝えられていた。見学を終え三木副議長の講評の後、交流会の工程を終えた。