「2014まんが大笑」を発表!阿部正介さん(岩手・花巻市職労)の「宇宙へ飛んで行け」が大笑を受賞。

2014年まんが大笑のテーマは「磁石」。機関紙・誌への既発表作品を含め、51点の応募があった。審査を7月14日に実施し、「大笑」のほか「アイディア笑」など計13作品が各笑に輝いた。
大笑(1点)
うまいで笑(3点)
アイディア笑(3点)
もう少笑(3点)
総務報道笑(3点)
審査員による総評:もう一つパンチを
今回実はこれぞ「大笑」というものはなく、阿部さんと澤本さんの作品がいいなあと思いましたが、どちらももう一つパンチが足りない感じで。しかし、多少のパンチ不足から「大笑」なしにするのは皆さんの期待を裏切ることになるので、阿部さんの作品を「大笑」とします。磁石で兵器を引きつけるアイデアは何点かありましたが、これだけ大量に引っ張るのは他になく、地球人類(宇宙人が出てくるのは地球と対比しているわけで)の愚かさが皮肉られています。
澤本さんの作品は街の風景が細かく描かれた力作なのですが、題名がもっと気の利いたものだったらと惜しまれ、「アイデア笑」としました。「アイデア笑」は他に、磁石と、言葉でのG.シャーク、絵での牙という二つのゴロあわせで(ただし牙の扱いが物足りない)吉田さん。同じくゴロあわせですが、絵がよくまとまっていたイリエさん。
「うまいで笑」には、NとSの説明の描き方がもっと絵になじんでいればと思いますが酒場の絵がうまかった大植さん、ほのぼの風の絵としてのうまさで園部さん、方位磁石で何か芸ができていればよかったけれども漫画的な絵のうまさで平野さん、の三点。
「もう少笑」は高橋さん、梶原さん、はざまさん。高橋さんの「アリャ」は音符がくっついたことだと思いますが、それなら演奏者の目線の向きに音符があるほうが。梶原さんの北の現指導者の顔はよかった。はざまさんは言葉だけでなく右に進むキケンの様子を絵で表現できていれば。
「報道笑」としては、自治労らしい絵の大川さん。自治労らしからぬ内容の佐藤さん。そして6、7ページほどに渡る四コマなどの連作の最後(掲載画)で、自虐的に言っていることはほぼ正しいですが、作品の多さへの努力賞の意味で井家さん、のお三方に。
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