月刊 自治研 最新刊:2024年11月号

月刊自治研 最新刊:2025年1月号

災害の複合化に備える

2024年の元日に能登半島を襲った地震から1年が過ぎた。
しかし大地震と津波による災害からの復興途上であった9月に、豪雨が被災地を襲った。
無慈悲とも思える状況に言葉を失うが、被災地は再び復興にむけて立ちあがっている。
そもそも日本列島は地震が多い。加えて近年は気候変動により豪雨災害が頻発している。
災害の複合化を前提にした対策とともに、脱炭素への取り組みもさらに求められるだろう。
予想を越え複合化する災害に対し、どう柔軟に対応できるかが問われているのではないか。

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【目次】
<特集> 01 / 02 / 03 / 04 / 05

<その他目次>

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特集01:大震災30年目の検証 ― 能登半島地震を受けて
― 室崎 益輝(神戸大学名誉教授)

特集02:座談会:地震・津波と豪雨災害の現場から ― 能登半島地震と奥能登豪雨の被災地・能登町職員に聞く
― 蓑島 真吾(能登町復興推進課主幹)/朝川 千春(能登町復興推進課係長)/木本 有里(能登町職員組合事務局)/聞き手:氷室 佐由里(『月刊自治研』編集長)

特集03:能登半島地震の災害ボランティアをめぐって
― 渥美 公秀(大阪大学大学院人間科学研究科/(認特)日本災害救援ボランティアネットワーク)

特集04:巨大災害は複合化しさらに巨大化する ― 災害に向き合う災害弾力性を育む
― 広瀬 弘忠(東京女子大学名誉教授)

特集05:気候変動がもたらす災害の複合化への影響
― 江守 正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授)

その他目次

  • 特集解題:災害の複合化に備える
  • グラビア連動新春特別企画:座談会:清掃現場で活躍する女性職員の今
    ― 長尾 由美子(新宿清掃事務所(運転担当))/中山 加代子(新宿清掃事務所(運転担当))/浦野 貴恵(大森清掃事務所(収集担当))/ハインズ 玲穂(豊島清掃事務所(収集担当))/梅澤 咲紀(台東清掃事務所(収集担当))/進行:西岡 芳宏(自治労東京都本部政策担当局長)
  • 連載:発掘!地域の希望のタネ:緑豊かな自然と水に魅力と可能性を感じて!〈奥大山だいせんの水洗い珈琲〉
    ― 鳥取県江府町
  • 連載:給食のじかん 町の宝・北海道遺産を使った〈ラワンぶきの混ぜご飯〉北海道足寄町学校給食センター
    ― 廣田 裕美(北海道足寄町役場職員労働組合 北海道足寄町学校給食センター)
  • 焦点:気づいた誤りを、怖れずに、伝えることができる社会をつくる―公益通報者保護制度をめぐって
    ― 日野 勝吾(淑徳大学副学長/コミュニティ政策学部教授)
  • 連載:あの時、私の職場では コロナ禍を振り返る9:会えないままの関係づくりの難しさ
    ― 岩脇 優太(青森県本部八戸市職労)
  • 連載:しまね自治研記録:分科会レポート❶
    第1分科会:ようこそ島根へ~自治研入門リターンズ~
    ― 佐藤 茂雄(山形県本部)
    第3分科会:公務職場を魅力あるものにするために
    ― 古谷 明久(長野県本部)
    第4分科会:もう知らないでは済まされないLGBTQ+【実践編】
    ― 須貝 縦(奈良県本部)
  • 書評:『地震を知って震災に備える』平田 直 著 亜紀書房 1,320円
    ― 菅原 敏夫(本誌編集委員)
  • グラビア:地域を支える人
    長尾 由美子さん(新宿区環境清掃部新宿清掃事務所作業係)


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月刊 自治研 次号予告 
2月号のお知らせ 2025年2月5日発行予定

2025年度自治体財政と石破政権の課題
2025年度の概算要求における一般会計の総額は117兆円超と過去最大規模となった。
先の総選挙の結果、少数与党となった石破政権のもとで、経済政策、所得再分配、財政再建はどう進められていくのか。岸田政権で財源確保が曖昧なまま推し進められた防衛費増額、少子化対策や地方創生も見据え、新年度の国・自治体財政の行方をうらなう。
解説 2025年度 国予算分析―財政問題研究会
解説 2025年度 地財計画と地方財政―飛田博史・地方自治総合研究所副所長
論文 新政権の経済政策と地方創生のゆくえ―神田慶司・大和総研経済調査部シニアエコノミスト
論文 年金制度改正のゆくえ―駒村康平・慶應義塾大学経済学部教授
インタビュー 生活向上につながる賃上げと就業構造の転換にむけて―永瀬伸子・お茶の水女子大学基幹研究院教授
(執筆者、タイトルなどについて変更になる場合があります)



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