【自主レポート】
市役所ガイドブックの作成
三重県本部/鳥羽市役所職員組合
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1. テーマ 市役所ガイドブックの作成
あなたが変われば市役所も変わる
市民のための市役所であるにもかかわらず、市役所に行きたくない、場所がわからない、何処に聞いたらよいかわからないなどの苦情を聞きます。
長い階段をやっとたどり着いたら課が違ったということはよくあることです。せめて市役所の仕事をもっと知ってもらえたら、市民の皆さんに便利な市役所になるのではないかと思います。
組合では、自治研活動の一環としてこのような課題を研究しました。
2. 研究委員の公募
組合ニュースにより公募しました。また、関係労組との共同研究ということで3名の参加をお願いしました。
自治研委員表
氏 名
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所 属
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中 村 孝
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保健環境課 |
平 賀 一 弘
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市 民 課 |
山 口 朱 成
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社会福祉事務所 |
南 川 則 之
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農 林 課 |
斎 藤 猛
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税 務 課 |
村 田 直
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保健環境課 |
中 西 智 美
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保健環境課 |
寺 田 有紀子
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会 計 課 |
中 村 勝
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人権・生活課 |
野 村 裕 基
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消防協議会 |
森 田 美由紀
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社会福祉協議会労組 |
奥 田 千代美
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社会福祉協議会労組 |
3. 研究会の開催状況
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環境研究会の議題 |
第1回
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2001年
10/5
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・テーマの決定
・レポートの内容と担当者について |
第2回
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11/20
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・フィールドワーク内容の決定
・自治研提案募集内容について |
第3回
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12/19
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・フィールドワーク先とテーマ
① 滋賀県大津市職労
行政とNPOとの協働による先進都市
② 愛東町職労
愛東町のリサイクルシステム
③ 八日市市職
里山保全活動 |
第4回
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2002年
2/21
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・フィールドワーク結果の検討
・自治研提案審査について
・レポートの内容について |
第5回
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3/28
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・レポートの内容について |
第6回
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4/21
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・レポート作成 |
第7回
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5/16
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・レポート作成 |
第8回
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5/23
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・レポート作成 |
最終回
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6/6
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・レポート作成 |
4. 自治研提案の募集を行い、内容やテーマを決定しました。
組合では自治研究活動として、市役所(職場)を市民が利用しやすいように「みんなの市役所ハンドブック(仮称)」を作成する自治研委員会を設置し取り組んでいます。このハンドブックは、完成後市民に配布する予定です。
私たちは「ゆりかごから墓場まで」の仕事をしています。市民のライフステージのその時々に市役所が役に立ち、ハンドブック自体がユニークで面白い内容にしたいと思っています。各職場で、出生から死亡にいたるまでの仕事の内容についてご記入ください。
なお「みんなの市役所ハンドブック(仮称)」の名称につきましても、フィットする名称を募集します。
(1) 応募用紙を、2002年2月4日までに組合に提出して下さい。
① ハンドブックの名称募集
ハンドブックの名称です。親しみのある名称をお願いします。
自治研委員会で厳選の上、下記の賞品を進呈します。
優秀賞 2万円1点
佳作賞 1万円2点
② 仕事内容募集【市民への紹介内容】
仕事の内容/結婚、出産、育児、死亡など人生の中での大きな出来事。
自治研提案応募用紙
職場名 |
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氏 名
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① ハンドブックの名称 |
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② 仕事内容 ※下記の該当するところに○をして下さい。 |
ライフステージ
① 出 産 ② 育 児 ③ 保育所……⑮ その他( ) |
生 活
① 税金早わかり ② ご み ③ 環 境……⑪その他( ) |
内 容 |
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5. まとめ
(1) 総 括
時間外や休暇をとっての研究会活動は大変でした。研究会以外にも回覧したりメールを送ったりと、それぞれがまさに一生懸命にがんばりました。研究会の目標は、市民参画のための自治体改革と組合員の参画でした。フィールドワークでは、研究委員に特に喜んでもらえました。同じようで違う自治体にとまどいと感動があり、常に意識改革と改革が大切であることに気付かされました。
また、私たちの仕事は市民のためのものにもかかわらず、私たちが理解していないこと。当然市民も理解できないことに改めて反省させられました。研究会は、日頃の仕事の反省と勉強の場として有意義な取り組みでした。
(2) 今後の取り組み
「とっても便利 ばっちり役立つ しやくしょの本」は、この後編集をします。完成後は、市民に有料配布をし、売上金は福祉施設に寄付する予定です。
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