年 月 日
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項 目
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内 容
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93年5月31日 |
仕事のあり方の見直し |
内部告発により作業内容・時間外手当てなどが事細かに曝露され、何もしようとしない当局に現場の見直しを任せるのではなく、実態を一番良く知っている現場で、作業内容、作業基準、不燃物の毎週収集などを含めた収集体制の見直し(案)を作成。 |
94年10月 |
不燃物の分別収集 |
新たな分別体制の確立に向け、6月から部会と当局とで組成調査を実施し、それを基に、これまで缶・ビン類とプラスチック類を埋め立てごみとして処分していたものを、リサイクルセンターの稼動、埋立て地の延命化、法律の改正などにより資源ごみ・埋め立てごみに分別し、収集する新分別がスタート。 |
96年4月 |
西部清掃工場24時間稼動 |
結果的には運転業務は民間委託(人員体制と職種を含めた人の確保が困難)、計量・ピット前・灰出しなどの業務は直営、これに伴う搬入区域の見直し。 |
96年12月12日 |
清掃部会学習会 |
中核市指定を前に、すでに中核市としてスタートしている宇都宮市職労森下議長を招き「やられっぷりのいい宇都宮市職労」と題して学習会を実施。 |
97年1月 |
松永建設保育所進入路舗装 |
福山市職労現業職場における「公務労働拡大」の取り組みの出発点。 |
97年3月 |
北部地域のし尿収集委託化表明 |
議会において「北部地域のし尿収集(直営率7%)の委託化と大型車の導入」の考え方を答弁。 |
97年7月4~5日 |
市職労夏期労働学校 |
「いつ立ち上がるのか清掃職場」と題して、公務労働拡大に向けて、「議論・議論」の実態報告。 |
97年7月16日 |
現場から仕事の見直し(案)を提出 |
環境作業係が作業内容を見直し要求書を提出し、保育所のグリストラップの清掃を実施。 |
97年11月 |
現業統一闘争(交渉)で公務労働拡大を本格化 |
下水道普及に伴うし尿収集の委託化、大型機械車(3トン車)導入など、清掃職場の「公務労働拡大」のスタート。行政要望による不法投棄の収集、除草作業、道路清掃など。 |
97年11月25日 |
「福山市行財政懇話会」意見書提出 |
「人員・賃金を下げれば行革」といった数だけの議論で職員数を「3年で200人削減」、給与水準を「3年でラス指数104へ」などが盛り込まれた。市職労は、市職労悪玉論の再来と判断。 |
98年1月23~24日 |
現評春闘討論集会 |
シンポジュウム形式で意見交換、パネラ-に赤繁委員長、中島現評議長、岡田副委員長、戸守書記長。 |
98年2月 |
全員作業(予備要員制度の見直し)による公務労働拡大の試行実施 |
し尿収集の委託、収集区域の移管、各事業所の収集量の均衡、3t車導入、埋め立てごみの時間外問題などの課題整理に向けた議論。(実施内容) 南部事業所 不法投棄収集、緑町公園の除草・清掃、箕島・一文字緑地の除草、道路路面清掃、分別啓発ビラの配布 南部事業所 環境作業係 不法投棄収集、保育所のグリストラップ・排管清掃、緑町公園の水路・沈砂池の清掃 南部事業所鞆出張所 不法投棄収集 南部事業所2係 フロン回収、埋め立て地の環境整備 松永事業所 不法投棄収集、フロン回収、埋め立て地の環境整備 北部事業所 不法投棄収集、道路清掃 |
98年2月25日 |
職員定数・賃金合理化(福山市行革大綱)を発表 |
「福山市行財政懇話会」意見書をもとに、中核市の指定による国からの指導等も勘案され、職員数を「5年で300人削減」、給与水準を「3年でラス指数104へ」を発表。 |
98年4月 |
し尿収集委託化に伴う新たな収集体制のスタート |
北部地域のし尿収集委託化に伴い、収集区域の移管と併せ、均衡化を図りながらスタート。 |
98年5月 |
予備要員制度の見直し |
公務労働の拡大・充実に向けて、予備要員制度を見直し機動班として位置づける。 |
98年12月 |
3t車の一部導入 |
3t車12台の導入に伴い「過員」が派生。 |
99年2月 |
市民病院及びその周辺の環境整備 |
学校技術員・清掃・病院部会合同で病院敷地内及びその周辺の樹木の剪定。清掃部会は昔ながらの体質(甘さ・非効率さ)が抜けきれず、仲間内から非難を浴びる。 |
99年4月 |
再度、市民病院周辺の環境整備 |
2月と同様の形態で実施。そのときの経験と総括が生かされ現地での昼食、作業の効率性を考えた共同作業を実施し効果を上げる。これ以降、学校技術員部会の共同作業や剪定ごみの収集などで「ヨコ」の連携が深まる。 |
99年6月1日 |
試行的分別収集実施 |
箕沖清掃工場・西部清掃工場・箕沖埋立地の昼時間の受け入れを開始、また、廃プラスチックの分別収集に向けてモデルを設定し、試行的な分別収集を実施。 |
99年8月 |
3t車24台を導入 |
公務労働の拡大・充実と本来業務(収集量)の見直しなどについて、3t車は2.5t、2t車は1.5t以上を目安にコースと週の後半の積載量などを含め現場サイドで見直す。清掃工場・埋め立て地-昼時間の受け入れ、新たな公務労働の拡大-市営墓苑の供花物などの収集、学校技術員との共同作業・剪定ごみの収集、小学校のグリストッラプ・排管清掃など、これまでの取り組みの充実と効率化を図りながら、新たな業務への拡大を図る。 |
99年11月 |
99現業統一闘争 |
99現業統一交渉において、公務労働拡大の実績が認められ、「有効な行政施策として位置付け、必要な予算確保を行う。」という回答を引き出す。 |
00年2月 |
廃プラスチック収集実施 |
2000年9月減溶化資源化施設の稼動にむけ、モデル地域での廃プラスチック収集をもとに、現有体制で、しかも住民が混乱をきたさないことを基本に、粗大ごみの収集曜日の変更と併せて収集体制案を策定し、直営が先行して実施。また、クリーンセンターの充実に向けて、不要家具の収集、家電リサイクル法への対応、プラザの充実などに向けての体制を確立。 |
00年4月 |
新年度予算の中で、ロードスイーパーの更新が決定 |
家電リサイクル法の施行に伴い、不燃粗大で収集していた4品目がなくなり、可燃のみとなる。また、処理・処分の施設として箕沖清掃工場・箕沖埋立地・西部清掃工場は「福山クリーンセンター」として組織改変されるとともに、リサイクルプラザを併設した廃棄物に関する情報提供や啓発施設としてスタート。 |
00年7月 |
東部市民センター(東部事業所含む)業務開始 |
これに向けて、東部地域の収集区域・人員体制・必要車両台数体制などについて、現場で策定。 |
00年12月 |
ハチの駆除作業を開始 |
引野浄化センター跡地の除草作業の際、スズメバチに悩まされ専門業者に駆除の依頼を行った。これを期に、公共施設周辺でのスズメバチなどによる駆除の実情などをもとに、防護服2着を購入し行政内部からの依頼に基づき、駆除作業を開始。 |
01年11月 |
2001現業統一闘争 |
2001現業統一交渉において、「実践を積上げてきた公務労働拡大を、より有効なものとするための体制、器具・機材、研修などについて、予算を含め業務に支障をきたさない対応」を確認。 |
02年2月・3月 |
2002年度に向けた機構改正・人員配置協議 |
組織・機構改正の事前協議で、道路維持課の業務の一部を環境事業部(南部事業所・東部事業所)に移管し、より効率的・効果的な業務執行を確認。また、収集では、2t車2人乗車での収集について「合理化攻撃のスキを与えない」ことを基本に、一定の結論をまとめる。 |
③ 提示内容については、今日的情勢の中では一定の到達点であると評価できること、また、将来に展望が持てる内容であることなどにより、現場組合員と協議する中で了解しました。
④ 公務労働の拡大の取り組みが進んでいるその他の職場についても、引き続き、業務としての位置づけに取り組んでいかなければなりませんし、また、まだ取り組めていない職場についても、公務労働の拡大の具体化に向け、取り組んでいかなければなりません。