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地方労組発

石川地方労組ニュース

2022春闘をたたかい、賃上げ・労働条件の向上をかちとろう!

春闘を通じて組合の強化・拡大を実現しよう!

街頭で「組合をつくろう!」と呼びかける地方労組役員(2/26 金沢市内)

 

1月26日の連合・芳野会長と経団連・十倉会長の会談が行われ、春闘が本格的に始まった。
経営側は、賃金引き上げと処遇改善は企業の責務と一応は表明している。しかしその内実は、一律の賃上げを否定し、業績好調な企業では賃上げに取り組むべきというものでしかない。しかも不安定な雇用・労働条件である「ジョブ型雇用」の推進など雇用の改悪にも言及している。
業績好調な企業が賃上げを行うのは当たり前である。春闘は全労働者が統一してたたかうことで、企業規模や業績の区別なく、全ての労働者の賃金水準を押し上げていく闘いだ。経営側の賃上げ抑え込み、労働条件の切り下げを許すことなく春闘をたたかいぬく必要がある。
また、3月5~7日には特別労働相談日を設定し、これに向け、県下各地で労働相談ビラのポスティング(戸別配布)や街頭宣伝に取り組んだ。1年に1度の賃上げの時期である春闘期を新たな仲間の全国一般への加入のチャンスとして、組合の拡大に取り組もう。


職場集会で2022春闘要求を練り上げた(門前サンケン支部 2/13)

 

ウクライナ侵攻を許さず反戦平和の声を!


2月24日、ロシア・プーチン政権はウクライナに軍事侵攻した。連日の攻撃で民間人の犠牲も増えている。プーチン大統領は核兵器の使用も示唆するなど攻撃を激化させている。
ロシア政府が求めてきたNATO(欧米の軍事同盟)の東方拡大反対を拒否し軍事的に圧力をかけ続けてきた米・バイデン政権など欧米の権力者は今さらながらにロシアを非難している。
日本では、安倍元首相がアメリカの核兵器を同盟国で共有することを検討すべきと公言し、プーチン政権の軍事侵攻を核武装のきっかけにしようとする動きさえ出ている。
今、ウクライナの人々は非道な軍事侵攻とたたかっている。またロシアの人々はプーチン政権の弾圧も恐れず戦争反対の声を各地であげている。石川県では、平和運動センターも3月1日に香林坊で抗議の街頭宣伝を行なった。
私たちは、全世界で戦争反対の声をあげる人々と連帯して、プーチン政権による軍事侵攻反対、NATOの軍事介入反対、岸田政権による「戦争のできる国づくり」反対のたたかいを大きくつくらなければならない。