ロボット導入で日本の介護職場はどうなる?-スウェーデン労働博物館が自治労にインタビュー-

 

9月26日、PSI加盟組合であるスウェーデン自治体労働組合(Kommunal)からの紹介により、来日したスウェーデン労働博物館の研究者からインタビュー取材を受けた。スウェーデン労働博物館は、「日本の高齢者ケアにおけるロボットと新しいテクノロジー」をテーマに写真展示を企画している。自治労より、舩山整総合企画総務局長兼国際局長、佐保昌一社会福祉局長、中沼孝博介護部会幹事が対応した。

 

冒頭、佐保局長より歓迎のあいさつとともに自治労を紹介した。続いて介護職場の概況について説明すると、コレクションコーディネーターのアンデレアス・ニルソンさんは「日本の介護職場の今の課題は?」「介護ロボットの導入についてどう思うか?」「導入した現場の声は?」など様々な質問を投げかけた。佐保局長は、11月に開催される介護・地域福祉集会の分科会テーマとして取り上げることにふれながら「介護ロボットの導入により、職員の肉体的な負担が軽減されることが期待される。介護職場のポジティブな面としてアピールできれば、働く人も増える」と語った。

 

その後、中沼介護部会幹事より、職場で実際に導入しているベットモニターロボットの使用感や、入居者からの反応など現場の様子を紹介し、「(入居者と会話できる)コミュニケーションロボットを使ってみたら、関西弁は理解してくれなかった」と笑った。17年間の介護職場での経験談は、福祉国家スウェーデンのメンバーからも「大変有益だった」と喜ばれた。

 

<写真のキャプション>

1枚目:佐保社会福祉局長(右)のインタビューの様子

2枚目:介護ロボットについて語る中沼介護部会幹事(右から2番目)