起ち上がれ! 女性の権利 のために

世界中で女性の連帯を示す「3.8国際女性デー」。自治労は今年も女性部独自集会を開催、33県本部へ社保から80人(女性76人、男性4人)が参加した。また、全国各地でも地域連合と連帯して街頭行動が実施された。

 

2017年度 3.8国際女性デー自治労女性集会

自治労女性集会では、本部の杣谷副委員長が、「若い世代を中心に『私たちの世代は男女平等。運動に違和感』という声も聞こえてくるが、社会は決してそうなっていない。女性の側が『差別がない』と感じられる日まで平等社会を求めていく」とあいさつ。
基調提起に立った重黒木女性部長は、「2017春闘では職場の課題を女性部の要求にまとめ、臨時・非常勤の仲間と一緒に主体的に取り組もう」と訴えた。

労働組合は「オアシス」たれ 小林美希さん講演

記念講演は労働経済ジャーナリストの小林美希さんをお招きした。小林さんは、保育園不足とされているが、実は公立園は減少し、福祉法人と株式会社が増えていることを紹介。
2016年3月に厚労省が出した「待機児童解消に向けた緊急対策」は、新たな予算なしで一層の規制緩和を進めるものだったと指摘。実際に、民間大手は右肩上がりの業績を誇るが、保育士は安い賃金で過酷な労働条件を強いられているとして、「組合があることで労働条件がより良くなる。また話し合う仲間がいることは大事。労働組合は語り場、オアシスとしての場であってほしい」と労働組合に対する期待を込めた。
その後は、富山県本部、広島県本部からたたかいの報告をうけ、最後は重黒木女性部長の団結ガンバローで集会を締めくくり、参加者は連合中央女性集会会場に移動した。

 

 

連合3.8国際女性デー全国統一行動中央集会

「3・8国際女性デー中央集会」は、連合と連合東京の共催で開催され、893人(女性404人、男性489人)が参加。自治労組織内議員の相原久美子参議院議員も駆けつけた。
連合の井上久美枝総合男女平等局長は、「1999年から国際女性デーに取り組んでいるが、大手メディアが取材に来たのは初めて。大国の大統領に女性差別発言を繰り返す方が就任したことで、逆に差別に対する関心が高まっているのだろう。メディアの注目が集まる中、今こそ声をあげる時だ。2017春闘で男女平等課題を解決していこう」と提起した。
また、「越前市でのLGBT/性の多様性に関する取り組み」について越前市職の緒方さんが事例報告。最後に集会アピールを採択し、「Solidarity Forever」(連帯で強くなれる)を全体で合唱し、閉会した。

各地域や世界中でも取り組み

東京・有楽町ではバラの花を配付したが、A6サイズのクリアファイル(長野)や、お菓子(島根、富山他)の配付など、各地で工夫を凝らした街頭アピール行動が実施された。
また自治労が加盟する国際公務労連(PSI)では、3月8日の「国際女性デー」から22日の「世界水の日」までを『女性と水のキャンペーン』として、世界中に取り組みを呼びかけている。自治労の川本委員長も、ともにアジア太平洋地域の共同議長を務めるアニー・ヘロンさんと一緒に「女性に対する暴力の根絶!」を訴えた。キャンペーン詳細はPSI-APのフェイスブックで見られる(英文)。

川本委員長(左)とアニーさん

川本委員長(左)とアニーさん

 

3・8国際女性デーとは
女性の連帯を示す日であり人権と経済的自立を求めた女性解放要求行動の日。パンとバラをシンボルとしており、それぞれ「経済的安定」と「女性の尊厳」を示す。