川本委員長、スウェーデン自治体労働組合の全国大会に参加

5月21日(火)から24日(金)にかけて、スウェーデン・ストックホルムでスウェーデン自治体労働組合(Kommunal)の第30回全国大会が開催され、招待を受けた川本淳委員長が参加し、大会初日を傍聴した。

Kommunalは、50万人以上の公共サービス労働者を組織する労働組合で、PSI(Public Services International)加盟組合のなかでは自治労に次ぐ主要組織のひとつ。全国大会には、約200人の代議員、傍聴者、マスコミ、海外招待者を含めて約300人が参加し、4日間の大会で、580本の動議と3本の報告が協議される。また、労働時間の削減に関するKommunal報告『Time is Money』と「北欧モデルと北欧諸国の現在の政治情勢」についてのセミナーも開催された。

今大会の柱は、①2030年までに10万人を組織化し60万人組織をめざす、②労働時間の削減(8時間労働から6時間労働へ)、③組織を近代化するための規約の改正の3本で、特に労働時間削減に関して多くの動議が出されている。
規約については、会計や財政の再構築、名称変更、本部執行委員や代議員の人数変更、全国大会の開催期間の変更(3年おきから4年おきへ)など、組織の根幹に関わることが提案された。また役員選出にあたっては、三役を除く14人の執行委員ポストに対し、88人が立候補している。

あいさつに立つロベーン首相


大会初日、今年の1月に再選されたステファン・ロベーン首相が登壇し、「より強固で平等な社会をつくるためには、政治の力だけでは実現できない。私たちがめざす社会をつくるために必要なことを知っているのは、現場で働く皆さんである。労働組合と政治がさらに連携し、様々な課題に向き合っている労働者がより良い条件が得られるよう協力していこう」と力強くあいさつした。

川本委員長は、トビアス・バウディンKommunal委員長に対し、この3年間の組織改革に対する多大な努力に敬意を表するとともに、引き続き、相互の発展と連携の強化を確認し、固い握手を交わした。

固い握手を交わす川本委員長とトビアス委員長