タイ・メーソート市にある移民労働者の子どものための学校を訪問~パラミ・ラーニング・センター設立20周年

大阪府本部からのメッセージを渡す牧田看護PTリーダー(左)とセンターのティンムヌエ校長先生(右)

 

12月13(金)、ミャンマーとの国境沿い、タイのメーソート市にあるパラミ・ラーニング・センターが設立20周年を迎え、記念イベントを開催した。自治労や自治労大阪府本部は、長年にわたりセンターの活動を支援してきており、今回、招待を受けて自治労から牧田彰一郎衛生医療評議会看護PTリーダー(静岡県本部)が参加した。

 

1980年代後半以降、ミャンマーの政治や経済の情勢悪化により、多数の少数民族がタイ・メーソート市に逃れ、移民労働者として暮らしてきた。ピーク時の移民労働者は150万人を超え、教育施設や病院などあらゆるものが不足していた。移民の子どもたちの教育の場として、1999年にセンターが設立され、20年間にわたりミャンマーの子どもたちの育ちの場としてその役割を果たしてきた。
現在、パラミ・ラーニング・センターでは、4歳から15歳の250人の子どもたちが通い、学び暮らしている。

 

 

 

朝9時、記念イベントは、子どもたちによる歓迎の踊りでスタート。続いて創設者であるミン・ルインさんは、「移民労働者の子どもたちのための場としてスタートした。教育を継続するために、農業や畜産もしてきた。途中からは、より高いレベルの教育をめざし、先生の人数を増やし、より多くの教科が学べるような環境づくりに努力してきた。今では正式な学校として認知され、タイとミャンマーの両方の国で大学入試を受けることもできるようになった。現在、大学生は5人、卒業生が2人いる。たくさんの方々の支援があって、ここまで来ることができたことに改めて感謝したい。」とあいさつした。

 

 

 

 

自治労を代表し来賓としてあいさつする牧田看護PTリーダー

 

来賓として壇上にあがった牧田リーダーは、「このセンターは、子どもたちの未来への礎であり、十分にその力を発揮してきた。自治労の組合員たちが、センターの子どもたちと交流し学びあうことができたことは、何よりの貴重な経験。今後の発展を心から祈っている。」と祝辞を述べた。あわせて、自治労大阪府本部から預かったお祝いメッセージをセンターのティンムヌエ校長先生に手交した。

 

そのあとは、子どもたちによる劇や歌、踊りの披露がされた。牧田リーダーも飛び入りで壇上にあがり、日本の歌を披露し、大きな拍手に包まれた。