あの時の経験を糧に、自治研活動の活性化を!

宮城自治研での経験を活かし、各県・地連内での自治研活動のさらなる活性化をめざすことを目的に、2018年2月24~25日、秋田県秋田市で「東北・北海道合同地連自治研集会・秋田県自治研集会」を開催。地連単位での自治研集会開催は1999年以来、約20年ぶりの開催となった。集会には各県から約100人が参加した。

100人を超える集会参加者

 

冒頭、地連代表あいさつと開催県本部代表あいさつを行った後、基調講演では「地域主導のまちづくりと自治研活動」と題して、東京都本部・座光寺委員長(自治労本部前政策局長)が登壇した。

 

 

基調講演の中では、自身が本部で自治研活動に携わってきた経験を踏まえながら、そもそも自治研がどのようなものか、どのように自治研活動を行えばいいのかということを説明。また「自治研はトライ&エラー。失敗は自治研活動に付きもの。さまざまなテーマと手法を用いて、職場や地域を巻き込みながら楽しく自治研活動をやっていただければと思う」と述べた。

 

また取り組み事例報告では、秋田市職員連合労働組合・秋田市消防本部高齢化社会対策調査研究ワーキンググループの「高齢化社会を支える救急キット普及活動を推進した試み」が報告。

救急キットとは、救急搬送を迅速に行うために、事前に名前や緊急連絡先、かかりつけの医療機関、服用している薬などを安心カードという書類に記載したうえで、指定の容器にいれて、冷蔵庫に保管しておくもの。これを行うことで、民生委員や近所の人が何か救急車を要請時にスムーズに動くことが出来るようになり、迅速な対応が可能となる。昨年行われた秋田市社協などが開催した福祉大会で、この取り組みを発表する際に、実際に劇で取り組みを報告した(月刊自治研3月号№702を参照)。

 

分科会は、「地域包括ケアについて(医療・介護課題等)」「地域活性化について(ふるさと納税課題、地域興し、地方創生課題等)」「防災について(消防、震災、防災計画等)」のそれぞれの内容に分かれて行った。

 

2日目は自由参加の「秋田の朝ラー!(朝ラーメン)」というフィールドワークと、秋田市立秋田城跡歴史資料館見学で秋田の歴史や文化について学習。

今集会に参加した参加者は、秋田の歴史や文化や食を通して、自治研活動の概要はもとより、各地で行われている自治研の取り組みや自治研の可能性などについて学ぶことが出来た。

 

2018年10月5~7日には、高知県高知市で「第37回自治研集会(土佐自治研)」の開催を予定している。今回の東北・北海道地連に限らず、全国各地からさまざまな取り組みを報告し、熱い議論をかわし、さらなる自治研活動の活発化をお願いしたい。