連合 2020春季生活闘争・闘争開始宣言2.3中央総決起集会

連合は2月3日、東京都内で2020春季生活闘争・闘争開始宣言2・3中央総決起集会を開催した。国籍や世代を問わず働く一人ひとりが一致団結して連合に結集し、「みんなの春闘」を合言葉に、たたかいをスタートした。本年の集会は初めての試みとして、よみうりホールと連合本部の2会場を映像中継でつなげ、同時進行で行われた。

 

 

よみうりホールには約1000人が集まり、連合会長あいさつ、春闘にむけた構成組織による決意表明、「みんなの春闘」に向けた訴え、闘争開始宣言を共有した。また、連合本部では、「『働くこと』に関する今の最大の悩みは?」と題するトークライブ、「みんなの春闘」に向けた訴え、などが行われ、パートタイム労働者や障害のある労働者、日本で働く海外出身の労働者、高校生・大学生など100人のさまざまな立場の人が集った。

 

 

神津会長はあいさつで「この20年で大きくゆがんだ分配構造の転換をはかろう。賃金引き上げのためには労組が不可欠。働き方に関わる労働条件も向上させていきたい。この4月から始まる『同一労働同一賃金』では何が均等・均衡待遇であるかは労使関係による相互理解がなければ前に進まない。日本全体の課題として一人ひとりの働く者の悩み・思いに向きあいながら、先頭に立って進んでいく」と力強く話した。

 

 

よみうりホールでアピールに立ったヨークマート労働組合の細谷中央執行委員長は「お客さんにとっての便利さやサービスは追求してきたが、労働者の処遇は置きざり。働く私たちは幸せになっているのか。働き方を見直し、流通業界では取りづらい休暇日数の増加を求めて交渉を進めたい」と決意を述べた。

 

 

また、中継先の連合本部ではブータン出身で来日して約2年のスニルさんが「日本では始業時刻は守るが、終業時刻はそうでもない。勤務時間以外は個人の時間であるにもかかわらず、日本では残業が当たり前となっている」などと訴えた。

 

 

高校生の車さんは「学校では社会に出たときに必要となる教育内容が足りていない。高校生だからといって時給を下げられた友人がいる」と発言した。

 

分配構造の転換につながり得る賃上げをめざし、すべての働く者の処遇改善につながる「みんなの春闘」にむけて連合に結集し、全力で取り組もう。