【衛生医療評議会】 被災地・石巻市で地域保健・精神保健セミナー開催

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衛生医療評議会は12月10~11日、「3.11東日本大震災は終わっていない!」(~3.11が与えたふるさとの傷は、復興で再生できるのか?~)をテーマに、宮城県石巻市で2017年度地域保健・精神保健セミナーを開催した。セミナーには38県本部、282人が参加し、フィールドワーク(被災地石巻の視察)、記念講演・パネルディスカッションを通じて、東日本大震災(震災)被災者が抱える精神・健康課題等とそれに対する支援策、今後起こりうる災害に対する必要な備えなど、自治体や医療現場で働く立場で学習・研さんを深めた。

あいさつする伊藤委員長(宮城県本部)

あいさつする伊藤委員長(宮城県本部)

セミナー初日(10日)は、小雪が舞う厳しい寒さの中、参加者は仙台に集合し三コースに分かれ、バスでがんばろう石巻モニュメント、日和山、大川小学校、女川など震災の被災地を回り、語り部さんや宮城県本部の仲間から発災当時の状況やこの間の復興状況等について説明を受けながら視察を行った。

2日目は、鈴木崇文衛生医療評議会元事務局長より東日本大震災における衛生医療評議会の取り組み、課題の報告、大坂純仙台白百合女子大学教授(心理福祉学科)より震災被災者の活動から見えてきたものを主眼に置き講演を受けた。引き続き、これらの報告・講演を踏まえ、医師(伊勢秀雄石巻市立病院病院長)、薬剤師(黒須真弓こだまホスピタル医療管理部長)、保健師(鈴木由佳理気仙沼市役所保健師)の3人をパネリストに迎え、パネルディスカッションを行い、震災を通じて浮き彫りとなった被災者の健康課題や今後起こり得る災害に対する医療現場における支援のあり方等について討議を行い、参加者との共有化をはかった。

 

衛生医療評議会は、この地域保健・精神保健セミナーの成果を踏まえ、東日本大震災を風化させない活動や今後の災害に対する支援策等の取り組みを強化していく。

9(地域精神保健セミナー「石巻視察」 (1)