都市交評鉄軌道部会が岡山市を訪問、住民本位の公共交通施策に関する意見交換を実施

都市公共交通評議会(都市交評)は、11月29日、岡山市で鉄軌道部会を開催した。都市交評四役や鉄軌道部員をはじめ各単組の鉄軌道職場の代表ら14人が参加し、全国の鉄軌道に関わる課題について情報交換し議論を深めた。

鉄軌道部会開催に先立ち、大森雅夫岡山市長を表敬訪問した。

冒頭、都市交評上野副議長は、「地域公共交通は、人口減少や需要の変化で利用者が減少している。交通事業者の自助努力による維持は限界である。自治労としても、本日の学習や意見交換を通じて、自治体が主体的に住民の移動手段を確保する仕組みをつくっていきたい」と述べた。

 

大森岡山市長は、「市政を担い6年が経過した。多方面から課題を検証するなかで、公共交通の充実をはかることに重点を置いた。市としては、公共交通の利便性の向上を通じて、他の政令市と比較して高い自動車分担率を低下させ、公共交通の利用を促進させる必要があるとの認識のもと、関係施策を進めている。

路面電車の岡山駅乗り入れにむけ、関係者と連携して取り組んできた。また、JR桃太郎線(旧吉備線)のLRT化についても、1994年、JR西日本に提案して以降協議を重ね、岡山市・総社市による一定の財政負担のもと実施することで合意した。

一方、過疎地域における公共交通の確保にむけて、市内の公共交通事業者などで構成する協議会を設置し、議論を重ね施策に取り組んでいる。

本日のような意見交換を通じて、相互のネットワークを活用し、より良い公共交通施策を進めていきたい。皆さんからの支援もお願いしたい」と挨拶した。

 

市長の表敬訪問終了後、公共交通政策担当者から、岡山市総合交通計画を中心に、岡山市をめぐる公共交通に関する課題につき説明を受け、意見交換を行った。

 

(写真)

前列左から5番目大森岡山市長、6番目上野都市交評副議長。