2025/09/22
第33回全日本自治体職員等女子バレーボール選挙権全国優勝大会(主催:自治労・自治労共済推進本部・自治労共済生協)を9月6~7日、三重県津市で開催。太田市職労(群馬)が2年連続の優勝を果たした。
優勝した太田市職労は、他のチームの追随を許さないたたかいぶりを見せ、1セットも落とすことなく頂点に立った。準優勝は、初出場の宇都宮市職労・栃木県職労合同チーム。合同チーム方式は、今大会から新たに採用された参加方式。
試合には、全部で204チームの中から、県本部・地連の予選を勝ち上がった16チームが出場。仲間を称え合い、励まし合い、ともに勝利をめざして全力でたたかうことを通して、自治労の団結を実感する場となった。
【準決勝:太田市職労VS島根県職連合出雲】
太田、容赦なく島根をねじ伏せる
前回大会決勝戦と同じ対戦カードとなったものの、始まれば試合は、太田が一方的に攻めまくる展開に。
太田は、持ち前の華麗な時間差、クイックで「攻める太田」の本領を発揮。「拾いまくる島根(出雲)」はよく耐えるが、 太田は島根(出雲)のバックレフトに攻撃を集中。守備を突き崩す。
島根(出雲)は1日目に甲斐市職(山梨)、三重県職労と対戦。2戦とも3セットにもつれ込む大接戦に。激闘の疲れもあってか、精細を欠くこととなった。
【準決勝:宇都宮市職労・栃木県職労VS豊中市職】
実力伯仲 宇都宮・栃木逃げ切る
全国大会の「常連」と、全国大会「ニューフェイス」の対戦。第1セットが始まるや、1点の得失を争う大激闘に。
豊中は14番・広瀬の長身を生かした打点の高いスパイクを軸に攻撃を繰り出す。
対する宇都宮・栃木は、2番・牧之内の破壊力のあるスパイクと、3番・岡田のドライブサーブを武器に、豊中の堅い守備を崩しにかかる。
1セット目を先取した宇都宮・栃木は、第2セットをデュースに持ち込まれるも、最後に3番・岡田のスパイクが決まり、辛くも逃げ切り、勝利した。
太田、図抜けた完成度で終始圧倒 宇都宮・栃木、急造チームながら大健闘
決勝戦は同じ関東甲地連どうしの対決。太田市職労が先行し、一方的に点差を引き離す。宇都宮・栃木は防戦を強いられ、反撃の糸口をつかめないまま1セット目を終了。
2セットめでようやくリズムをつかんだ宇都宮・栃木は、2番・牧之内と3番・岡田の破壊力のあるアタックが決まり始め、追い上げを図る。
しかし反撃もここまで。太田は、8番・今井の巧みなトスに3番・三瓶、5番・大津、6番・大崎らが呼応し、多方向から途切れることのない攻撃。ネット際のボール処理の上手さ、正確なサーブなど、あらゆる技量で相手を上回る力を見せつける。
必死に食い下がる宇都宮・栃木を、太田が突き放し、2対0で勝利した。
個人賞受賞者インタビュー
〇勝利監督賞

初日は自分たちのリズムが作り切なかったが、決勝戦は自分たちのバレーができた。栃木のチームは初対戦だったが、パワーあるチームだ。
2年後に向けて練習を開始したい。監督の私は何もしていない。選手たちが自分を管理しそれぞれ役割を果たしている。勝利をめざしてがんばりたい。
〇最優秀選手

勝てて、ほっとしている。プレッシャーもあり初日は緊張して、思うようなプレーができなかったが、それを引きずらず気持ちを切り替えて、今日は楽しく試合ができた。
楽しくバレーをし、群馬県太田市の名を広めるため、2年後に向けて頑張りたい。私たちのチームの明るさを三重県で披露できて嬉しく思う。
〇敢闘賞

チーム力のある相手を前に、即興チームの自分たちは改善点に気づき、成長機会を得たと思う。
メンバーがそろわず、県本部大会が、ほぼぶっつけ本番。地連大会が2回目という感じだった。試合の中でチームらしさができてきたので、今後はしっかり練習しながら、2年後の勝利をめざしてがんばりたい。
〇レシーブ賞

〇サーブ賞

〇アタック賞
