アメリカ連邦政府の職員 トランプの言論封殺に 裁判闘争で勝利する

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アメリカ連邦政府の職員 トランプの言論封殺に 裁判闘争で勝利する

2025/12/15

PSIが加盟組合に発信しているニュースレター:「PSI-UPDATE」から、注目記事を厳選した新連載です。
 
 トランプ政権による団体交渉権剥奪の試みを裁判官が阻止したことで、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の連邦職員は重要な法的勝利を収めた。裁判所は、政権の措置が労働者の権利を擁護する労働組合への報復と直接結びついていると判断した。
 AFSCME(米国公務員労働組合)のリー・サンダース会長は次のように述べた。
 「これはVOAおよびUSAGM(VOAを傘下に置くグローバルメディア庁)の職員にとって、政権の懲罰的意図を伴う発言封殺への重大な勝利だ」
 AFGE(連邦政府職員組合)のエヴェレット・ケリー全国会長は次のように付け加えた。
 「政権からのVOAおよびUSAGM労働者への攻撃は、明らかに違法かつ報復的だ。政権が再び我々の組合員の構成員権(憲法修正第一条の権利を含む)を侵害したと裁判所が認定した事実は、労働組合がなぜ重要なのかを如実に示している」
PSI(Public Services International)
日本語名:国際公務労連。公共サービス労働組合の国際組織。世界150カ国・700組合3000万人で構成。日本からは自治労、国公連合、全水道、ヘルスケア労協、全消協が加盟。
 
 
(機関紙じちろう2025年12月15日号より転載)

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