現在のミャンマー情勢を聞く

情勢を報告するミンスイ会長(左から2人目)とミョーさん(同3人目)

 

 

2月19日、連合会館でソーシャルアジア研究会が開催され、現在のミャンマー情勢を聞いた。
ミャンマーでは、2月1日に軍部によるクーデターが発生し、アウン・サン・スーチー国家最高顧問はじめ政権幹部などが不当に拘束され、政権がミャンマー国軍に掌握されている。軍に拘束された人々の解放にむけ、日本で抗議活動を行っている在日ビルマ市民労働組合のミンスイ会長や、若者代表のミョーさんが、現在のミャンマー国内の状況について報告した。

 

冒頭、ミンスイ会長は、「まさかのクーデターに愕然とした。急ぎ複数に事実確認を行ったら、事実だった。急遽、2月1日に国連大学前でのデモを呼びかけた。外務省への要請や関係国大使館への働きかけも予定している。みんなで統一した要求をしていくことが重要」と話した。現在、国際社会に対して、国軍側に資金や武器が流れないように圧力を高めるよう求めている。

 

ミョーさんは、「ネピドーやヤンゴンなどでは、医師、看護師、鉄道職員など公務員が仕事をボイコットし、国軍に対し非暴力の抵抗運動を展開している。若者たちは、軍の車両の邪魔をするため、道に玉ねぎをわざと落とし、ゆっくりと拾うなど、創意工夫している。夜8時に鍋などを叩いたりクラクションを鳴らすなど、騒音での抗議も行っている」など、ミャンマー国内での若者たちの取り組みを紹介した。

 

参加者から、「ミャンマーに工場を持っている日本企業の労働組合に働きかけてはどうか」などの提案もされた。

※自治労は、連合やミャンマー労働組合総連合(CTUM)を通じてミャンマーの民主化運動を支援し続けている。