住民ニーズ捉えた現場の視点が公共サービスの質を高める~第4回現業政策集会 IN 名古屋~

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住民ニーズ捉えた現場の視点が公共サービスの質を高める~第4回現業政策集会 IN 名古屋~

2023/08/09

自治労は7月22~23日に名古屋市で第4回現業政策集会を開催。全国から800人(対面750人・ウェブ50人)が参加した。

小迫現評議長のあいさつ(上左)と、感動を与えた星さんの講演(上右)。現在星さんは、パラ水泳の選手育成と普及活動に奮闘中

1日目の全体集会の冒頭、あいさつした小迫敏宏現業評議会議長は、「多様化する住民ニーズ、社会情勢の変化を把握し、現場の視点で政策を立案することが現業職員に求められている。質の高い公共サービスを実現する取り組みを全国で進めよう」と呼びかけた。

続いて、オリンピック競泳で2大会連続の銅メダルを獲得した星奈津美さんが、「競泳人生で学んだ大切なこと~心も身体も健康であること」と題して講演した。
星さんは、バセドウ病とたたかいながら挑戦を続けてきた競技人生を振り返り、「まずチームワークが大切。次に自分を知り、具体的で現状とギャップがあり過ぎない目標を設定すること。そして、仲間を支え、自分も頑張るためには『心も身体も健康』なことが必要だ」と話した。

2本目の講演は「自治体業務継続計画(BCP)の実効性を考える」と題し、(株)防災都市研究所の吉川忠寛所長が講演。災害時の自治体BCPの実例の分析・評価を交えて、改善課題と対策を提示した。

集会2日目は、清掃、学校給食、学校用務員、県職現業、一般現業の5つの分科会を開催。グループ討論などを通して、職場・職種ごとの課題を共有した。

学校給食分科会(上左)は、「あなたはどんな調理員をめざしますか?」をテーマにグループ討論。一般現業分科会(上右)の講演テーマは、「『政策』ってなんだろう」

集会のサイドイベント「現業フェア」も大盛況

機関紙じちろう8月1日号より転載

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