2017/06/13
自治労愛知県本部都市公共交通評議会は、6月11日(日)に『地域公共交通の維持と存続』を求めて、地下鉄名古屋駅、栄駅、金山駅周辺バスターミナルにて統一行動「くらしささえる地域公共交通キャンペーン」を行った。
自治体単組(自治労名古屋・岡崎市従・小牧市職・津島市職・稲沢市職)役員の参加も得て総勢43人でポケットティッシュビラ配布と街頭宣伝行動に取り組んだ。
ポケットティッシュビラ(6,000個)を配布し、日頃の感謝を伝えつつ、公営交通・地域公共交通の必要性や利用促進をはじめ「バス職場の深刻な人手不足による、サービス低下や路線の廃止」、「公共交通空白地域にとって、地域公共交通が必要である」等々、利用者に訴えた。
街行く人からは、いくつか地域公共交通に関するご意見等(以下参照)いただくこともできた。
「高齢になったので免許証を返納しバスを利用するようになったが、自宅から最寄のバス停までが遠く本数も少ないので不便している」
「いつも車を利用するのでバスの乗り方が分からない」「バス停があるのは知っているけれど、どこに行くのか分からない」「料金がいくらなのか知らない」「料金をどこで支払うのか分からない」
これらの取り組みを通じて、普段公共交通を利用されない住民の潜在的なニーズをくみ取り、問題を見極めることも必要であること、事業者側の思い込みにより、利用者が本当は何を求めているかを理解しきれていなかったことがこれまで多々あったように思う。
「どうして利用してくれないのか?」利用者目線からの改善がもっとも重要となる。