大阪コリアタウンに学ぶ、多文化共生のまちづくり

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大阪コリアタウンに学ぶ、多文化共生のまちづくり

2023/07/18

自治労大都市共闘は7月8日、大阪市で青年女性ユニオンセミナーを開催。在日コリアンの集住地区として知られる大阪市生野区・猪飼野の「大阪コリアタウン」に設けたセミナー会場には、50人が参加。多文化共生のまちづくりを学び、仲間との交流を深めた。
セミナーでは、大阪公立大学の伊地知紀子教授の「大阪・猪飼野地域と在日コリアンの歴史」と題する講演、大阪コリアタウン歴史資料館の見学、韓国・朝鮮食材やK-POPアイドルのグッズを売る韓流ショップなどが建ち並ぶ商店街のフィールドワークを行った。
「留学した韓国・済州島では猪飼野に住んでいた大阪弁を話すおばちゃんたちに世話になった。済州島と猪飼野は近い」と話す伊地知先生(左上)。在日コリアンの歩んだ苦難の歴史を学ぶ
 
グループ討論では、参加者から「差別はなくなってはいないが、まちの明るい雰囲気に希望を感じた」「大阪に住んでいるが地域の歴史を知らなかった」「在日コリアン以外にまちで働く人の多国籍化が進んでいることに驚いた」などの感想が出された。
セミナーの終了後には、バーベキュー懇親会で交流した。

歴史資料館の見学やフィールドワークで理解深める

 
「朝鮮市場」と呼ばれた御幸通り商街。働く人の多国籍化が進む。在日コリアンも今や4世・5世の時代だ
大阪コリアタウン歴史資料館を見学する参加者。差別とたたかい、共生をめざした営みを刻む資料の数々

機関紙じちろう7月15日号より転載

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