2023/02/06
自治労本部・衛生医療評議会は1月28日、「衛生医療評職場における組織拡大・強化」をテーマに2023年度第3回レベルアップ講座をオンラインで開催し、看護師、コ・メディカル職員ら約130人の参加があった。
講座の冒頭、自治労本部総合組織局の外山強化拡大局長が「2023年度新規採用の組織化について」、矢吹書記が「じちろう共済の活用および推進について」それぞれ提起を行い、「車の両輪」である労働運動と共済事業について連携した取り組みの重要性が説明された。
その後、衛生医療職場を代表し、4つの病院単組から組織拡大・強化の取り組みが報告された。
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羽島市民病院労組の滝岡秀紀さん(診療放射線技師)は、公式LINEアカウントを活用した組合活動について、導入後のトラブルと対応策を織り交ぜながら、「今では公式LINEアカウントは組合活動になくてはならないツールとなっている。配信は少なめに、組合員の声を聴くことに注力している」と、効果的な活用方法を紹介した。
参加者からは、未加入者へのアプローチの仕方や、時代の変化に応じた組合活動のあり方などについて質問が交わされた。
コロナ禍により病院職場は大変な状況に見舞われたが、その間においても創意工夫を凝らした組合活動を続けている職場は多い。今回の講座を通じて、強い組合づくりに取り組んでいく重要性を全体で確認しあい、講座を締めくくった。