住民に求められる取り組みの実践をー先進的な清掃・給食現場を視察

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住民に求められる取り組みの実践をー先進的な清掃・給食現場を視察

2023/02/15

まちかど回収を通じて、住民に丁寧な説明とリサイクル推進にむけ取り組む

自治労の現業評議会清掃部会は1月27日から28日に京都市内で清掃部会を開催し、京都市の「移動式拠点回収事業」(まちかど回収)を視察した。「移動式拠点回収事業」とは、「ごみは資源、可能な限りリサイクル」の考えのもと、職員が公園などの住民の身近な場所に行き、蛍光灯や乾電池などの資源物を回収する取り組み。

学区ごとで開催され、地域と調整のうえで、開催場所や実施日などを決定している。現場を熟知している現業職員だからこそ実践できる、地域公共サービスの取り組みだ。

当日は寺院の駐車場で行われ、雪の降る悪天候であったが、多くの住民からさまざまな資源物が持ちこまれた。現業職員が住民一人ひとりに対し丁寧な説明を行い、持ち込まれた資源物の分別を行った。
また、会場では住民に対し、「プラスチック資源循環法」に基づく4月から始まるプラスチックごみ等の新たな分別方法についても、丁寧に説明していた。

給食調理員の意見を取り入れた最新の給食調理施設を見学。子どもたちが好き嫌いをせずに、楽しく美味しく食べてもらえる取り組みを

2月10日から11日にかけて開催した自治労現業評議会の給食部会幹事会の前段に、先進的な取り組みを行っている読谷村の給食調理場を視察した。
視察した読谷村給食センターでは、建て替えと大規模改修が行われた際に、給食を安全に美味しく提供するため、設計段階から調理員の意見を取り入れた施設となっている。

具体的に取り入れられたこととして、窯が鍋底まで洗いやすいように360度に回転する、ホースを延ばさなくて済むよう窯ごとに水道管を設置、作業しやすいよう各調理器具とのスペースを確保、蛇口から塩素水が出るなど、調理員が働きやすい環境が整えられている。

ほかにも、子どもたちに美味しく楽しく食べてもらうために、本に登場するメニューを給食として提供し、本を読んでもらうと同時に給食も楽しめる取り組みを行っている。
また、プロ野球やJリーグのチームがキャンプ地として読谷村を訪れることから、チームのご当地メニューを作るとともに、プロ選手による配膳やインタビューを実施し、好き嫌いをせずに食べることの大切さを子どもたちに発信している。
それぞれ、視察した幹事からは、担当職員にさまざまな疑問点を聞くなど、事業内容に対する理解を深めた。

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