人勧期闘争、組織強化・拡大ジェンダー平等など議論・意思統一。第164回中央委員会 全面ウェブで開催

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人勧期闘争、組織強化・拡大ジェンダー平等など議論・意思統一。第164回中央委員会 全面ウェブで開催

2023/06/01

自治労は5月25~26日、第164回中央委員会を全面ウェブ方式で開催し、約300人が出席。2023春闘中間総括、当面の闘争方針について議論・確認するとともに、「第6次組織強化・拡大のための推進計画」と「自治労ジェンダー平等推進計画」の2つの組織討議案について議論した。

議事1日目は、冒頭、執行部を代表して川本淳中央執行委員長があいさつ。統一自治体選挙・参議院大分補欠選挙、政治をめぐる情勢、2023人勧と自治体確定闘争にむけた取り組みに触れながら、組織強化の重要性を強調し、多くの仲間の結集を呼びかけた。

引き続き、一般経過報告、2023春闘中間総括案を報告・提起。質疑・討論では、9県本部9人の中央委員が発言。春闘での賃金改善や人員確保(山形)、統一自治体選挙(香川)と参議院大分補欠選挙(大分)、新採対策(沖縄)、オスプレイ配備反対(佐賀)や沖縄平和行進(沖縄)などの取り組み報告に加え、公立病院の指定管理への移行に対する闘争(宮城・和歌山)などの報告があった。

また、要望や意見として、定年引き上げに関わる事例等の情報提供(山形)、次期参院選での組織内候補の拡大(大分)、国保総合システム関連の省庁対策等の強化(東京)などの声があがった。

また、運動の方法論として、一歩一歩の積み重ねにむけた取り組みの具体化の要望(大分)、連合春闘への意見反映の重要性(大分)や日常からの対話と対面での取り組みの大切さ(宮城・新潟・大分)について発言があり、全体で共有した。
◇   ◇   ◇

議案については、第1号議案「当面の闘争方針(案)」、第2号議案「『第5次組織強化・拡大のための推進計画』の総括と『第6次組織強化・拡大のための推進計画』(組織討議案)」、第3号議案「自治労ジェンダー平等推進計画(組織討議案)」、第4号議案「2023年度一般会計・特別会計第2次補正予算(案)、第5号議案「規程等の一部改正について(案)」を提案し、2日目にかけて質疑・討論を行った。

2日目の本部答弁の後、e投票による議案の採決を行い、いずれの議案も賛成多数で承認された。

最後に、人勧期闘争の推進、組織強化・拡大、憲法改悪阻止、平和を守るたたかい強化を柱とする「闘争宣言」を採択し、川本委員長の「団結がんばろう」で閉会した。


中央委員会で2本の組織討議案を確認したことを受け、今後、各県本部・単組における討議が本格的に始まる。組織強化・拡大、ジェンダー平等にむけ、積極的な議論を展開しよう。

(機関紙じちろう6月1日号より転載)

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