【自治労結成70周年】自治労とゴジラは同い年 『原点は平和』これからも

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【自治労結成70周年】自治労とゴジラは同い年 『原点は平和』これからも

2024/02/15

東京ミッドタウン日比谷の1954年の“初代ゴジラ”像

 2024年、自治労は結成70周年を迎えた。
 戦争の重圧を受け禁止されていた労働運動は、1945年敗戦の後、民主主義の広まりの中で再起した。しかし、その後の民主主義の後退と地方財政の危機の中で、分裂していた自治体の労働戦線が統一され、1954年1月松江市の統一大会で「全日本自治団体労働組合(自治労)」が結成された。戦後の独立・復興と労働運動をはじめとした民主主義運動の盛り上がりの中で自治労は生まれた。

自治労統一大会
1954年1月29日~30日・島根県松江市


 同年の1954年(主な出来事は下記年表参照)は、第五福竜丸事件および「ゴジラ」生誕の年でもある。アメリカのビキニ環礁水爆実験により、マグロ漁船の乗組員が被ばくした第五福竜丸事件。そして、この事件を背景に、水爆実験による放射能で蘇ったとされる古代怪獣がゴジラだ。

都立第五福竜丸展示館の第五福竜丸(実物)


 「ゴジラ」は、日本を焦土に変える国民的な恐怖の象徴である一方で、原水爆や戦争のない平和への願いが込められた作品でもある。


 ゴジラも自治労も平和を祈る気持ちは同じだ。

 機関紙じちろう2024年2月15日号より転載

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