誰もが安全で安心して働き続けられる職場環境をめざして~2024年度現業セミナーを開催~

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誰もが安全で安心して働き続けられる職場環境をめざして~2024年度現業セミナーを開催~

2023/11/27

自治労現業評議会は11月26日に「2024年度現業セミナー」を開催した。今回のセミナーは、定年引き上げに伴い、来年4月から61歳の常勤職員が配置されることを踏まえ、高年齢労働者でも安全で安心して働き続けられる職場環境の構築にむけ、各現場から実践できる取り組みについて学ぶことを目的に開催した。セミナーには、対面とWEB合わせて、316人(対面105人、WEB211人)が参加した。
講演①として保健師の佐藤せなさん(トップ画像)を講師に招き、「更年期の働き方」~更年期障害のセルフケアと周囲の対応~をテーマに講演がされた。講演では、男女ともに更年期障害の可能性があることにふれ、症状やセルフケアについての対処方法を説明し、これから気を付けていく点として、更年期症状を軽減する生活習慣と、本人も周囲の人も心遣いを大切にすることを参加者に呼びかけた。

講演②では「高年齢労働者が安心して安全に働ける職場環境づくり」と題し、自治労本部法対労安局長の上野友里子さんから、加齢による身体機能の変化や業務内容について提起した。上野局長は厚生労働省が示している「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」について説明し、身体機能の低下を補う設備や装置の導入、また高年齢労働者の特性を考慮した作業管理が重要であると述べた。さいごに、これらのガイドラインなどを活用した上で、当局と交渉し、職場に応じた働き方や業務内容にむけた取り組みを要請した。

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