阪神・淡路大震災から30年 災害と公共交通の責任考える~都市公共交通評議会・青年女性連絡会議~

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阪神・淡路大震災から30年 災害と公共交通の責任考える~都市公共交通評議会・青年女性連絡会議~

2025/12/11

Osaka Metro 阿波座駅近くの「津波・高潮ステーション」も見学。大阪の過去の高潮被害や津波発生時のとるべき行動を学んだ

 自治労都市交評は青年女性の活動家としてのスキルアップを目的に11月27~28 日、2026 年度青年女性連絡会議を大阪で開いた。12県本部から25人が参加した。2025年は阪神・淡路大震災から30年の節目。会議では災害をメインテーマに取り上げた。初日は阪神・淡路大震災の発災時、神戸市交通局に勤務し、現在は神戸市会議員のかじ幸夫さんが講演。災害に備えて公共交通の労働組合が果たしうる責任について話した。
 2日目は大阪府内で働く異業種の自治労組合員を講師に、①災害時のトイレ対策、②健康を取り上げた。①では、し尿汲み取りに携わる前田真さんが、災害時のライフラインとしての携帯トイレについて実技を交えて講義。②では、作業療法士の横山由梨子さんが「健康」について話し、参加者はグループワークを通じて組合員の健康を守るために組合でできることは何か、を考えた。

当時の経験から「今地震が起きたらどうするか。それをいつも考えてほしい。それが防災であると学んだ」と話したかじ幸夫さん
簡易トイレを疑似体験する参加者。袋の簡単な取り付け方から汚物の処分に関わる注意点を学んだ

グループワークでは「私たちの職場がもし〇〇だったら、私たちは健康に働けない」という逆転の発想を使ってアイデアを出し合った

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