政治と職場をつなぐ 青年部が組織内国会議員と対話(青年労働学校基礎編)

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政治と職場をつなぐ 青年部が組織内国会議員と対話(青年労働学校基礎編)

2022/11/22

 

青年部は10月16日、青年労働学校の一つの講座として、組織内国会議員との対話集会を企画。参加者は、鬼木誠参議院議員、岸真紀子参議院議員、吉田忠智参議院議員に思いをぶつけた。

この対話集会は青年層に国政と地域公共サービス現場との結びつきを学んでもらうことを目的に実施した。冒頭、兒玉青年部長は「政治は私たちの生活、仕事・職場に影響していること、私たちの声は政治に届けられることを実感してほしい」と話した。
岸議員と吉田議員は自治労を通じて寄せられた現場実態の改善につながる成果事例を報告。コロナ禍での防疫等作業手当の拡充や、保健師増員のための地方交付税措置に至ったことなどをあげた。吉田議員は「国会では地味だがさまざまな形で訴えてきたことが、着実に成果につながっている」と話した。
参加者からは「コロナ対応の最前線には非正規労働者が低賃金・長時間で働く現状があり、非常に残念だ」「指定管理者制度下の病院や障害者施設などへの高騰する燃料費の補填を訴えてほしい」「土木技術系職員は公務災害のリスクが高い。手当改善を願う」「共働きでなんとか子どもを養える。子育て期が経済的に苦しい状況は日本全体の問題。未来ある社会にむけて頑張ってほしい」などの率直な意見や要望があった。
こうした声を受けて岸議員は「自治体現場や生活を混乱させる恐れのある政府の動きは、絶えずチェックし続けなければならない」、鬼木議員は「仲間が倒れ、辞めていく今の状況は絶対に変えていかなければならない」と話した。
参加した仲間は「自分の組合活動が日本の何かを変えるきっかけになると考えると楽しく、救われた気がした」「普段は画面、紙面の向こう側にいる現職国会議員と直接話すことができ、想いを受け取った。今日の体験を仲間に伝え、政治闘争の意義を知ってもらいたい」と感想や決意を述べた。
※機関紙「じちろう」第2331号(2022年11月21日発行)より転載
右から鬼木議員、吉田議員、岸議員、兒玉青年部長

率直な思いをぶつける仲間

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