医療機関の再編統合と経営改善をテーマに講座を実施

自治労本部・衛生医療評議会は11月27日、「医療機関の再編統合と経営改善について」をテーマに2022年度第2回レベルアップ講座をオンラインで開催しました。全国各地から130人を越える参加がありました。

 

講座では、「病院の経営形態変更とコロナ禍における経営改善」についてNPO法人病院経営支援機構の合谷貴史さんから講演をうけ、公立病院の経営改善に関する考え方を実際の病院経営改善の事例を通して紹介してもらいました。その中で普段からの経営改善の取り組みが合理化を提案させないことにつながると述べました。

NPO法人病院経営支援機構の合谷貴史さん

 

続いて、自治労本部・永井組織担当オルグから、「病院の再編統合の状況」をテーマに公立病院のおかれている状況から再編統合の事例や課題について報告がありました。

自治労本部・永井組織担当オルグ

 

その後、グループに分かれて参加者同士の意見交換行い、病院経営改善の取り組みや再編統合の課題について議論を深めました。
参加者からは、「他病院(全国)の方と意見交換ができ、それぞれある課題の共有が出来ました」「統合問題に関して、対応策など貴重な情報が聞けました」
といった声がよせられました。

 

最後に、医療政策部会経営形態対策委員会の西村里佳子部会長(高知県本部)が、「コロナ禍で公立病院は大きな役割を果たし、病床確保料などにより経営が改善している病院もある。しかし再編統合はコロナとは関係なく進んでいる。再編統合の情報共有や取り組みの共有が重要」と述べ、本講座をまとめました。

 

再編統合問題は地域の医療提供体制が大きく変わる可能性があり、職員にとっては雇用や労働条件の問題など非常に大きな課題となることから、今後も衛生医療評議会として情報収集と情報共有をはかるとともに、再編統合の課題がある単組の取り組みを支援していきます。