シンガポール公務員労働組合(AUPE)の代表団が定期交流のため来日

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シンガポール公務員労働組合(AUPE)の代表団が定期交流のため来日

2024/03/21

会談を行う石上委員長(中央右)とサンジェーブ書記長(中央左)
3月11~16日にかけて、PSI加盟組合であるシンガポール公務員労働組合(AUPE)から、サンジェーブ・ティワリAUPE書記長を団長とする代表団5人が来日した。
両国の取り組み紹介、意見交換では、両国にとって喫緊の課題である高齢化社会における介護人材不足とそれに対する政府の施策、労働組合の取組について意見交換を行った。また、2050年までにカーボンニュートラルをめざすとする日本と、2030年までに国家として取り組むべき課題を示したグリーンプランを踏まえたシンガポール両国の温暖化対策についても課題の共有化を行い、労働組合の観点から「公正な移行」の重要性についても認識を深めた。
また、IT機器、介護ロボットを用いた先進的なサービスを展開している社会福祉法人善光会への視察、2023年にシンガポールを訪問した際の代表団の一員でもある群馬県本部青木委員長の案内による前橋水道局敷島浄水場の見学も行った。
日本におけるカーボンニュートラルに向けた取組を説明する森下総合政治政策局長(左側奥)
介護ロボットを体験するAUPEのメンバー
敷島浄水場を視察するAUPE代表団と青木群馬県本部委員長(左端)
滞在中には石上委員長との会談も行い、石上委員長からは1月1日に発生した能登半島地震に対して世界の友好組織のどこよりも早く連帯のメッセージをいただいたことに対しての感謝等が述べられた。また、2032年までの両国の定期交流の覚書の締結も行った。他にも伊藤書記長をはじめとする2023年AUPE訪問団との懇談会なども行い両組織の友好を深めた。
新たに締結した覚書を持つ石上委員長とAUPE代表団のメンバー

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