第32回全日本自治体職員等女子バレーボール選手権全国優勝大会 太田市職労初V

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第32回全日本自治体職員等女子バレーボール選手権全国優勝大会 太田市職労初V

2023/12/15

太田市職労が若さ溢れるチームワークでVもぎ取る
第32回全日本自治体職員等女子バレーボール選手権全国優勝大会(主催:自治労・自治労共済推進本部・自治労共済生協)は12月2~4日、和歌山市で開催。コロナ禍による延期を経た4年ぶりの開催となった。最終日・12月4日の準決勝と決勝には初出場チームも勝ち上がり、どのチームが勝っても初優勝となる好カード。熱戦を制したのは、若さにあふれ攻守のバランスに優れる太田市職労(群馬)。

準決勝 粘る豊中 太田押し切る

 太田市職労(群馬)2  14-21  1 豊中市職(大阪)
            21-10
            21-17
 
 
太田市職労(左)と豊中市職(右)
打点の高い長身の廣瀬のスパイクを軸に、時間差やクイックを駆使した巧みな攻撃が奏功し、豊中が第1セットを先取する。
しかし第2セットから太田が猛反撃を開始する。太田は、左右・センターあらゆる角度からの緩急のある攻撃と、破壊力のあるジャンプサーブで、豊中の守備を突き崩し、第2セットを押さえる。
迎えた第3セット。流れをつかんだ太田の猛攻に、豊中は必死に食い下がり、激しい応酬が続くも、最後は太田が力で豊中を押し切った。
 
 

準決勝 堅い守り 甲斐を阻む

 島根県職連合出雲 2  21-13  0 甲斐市職(山梨)

            21-14

 
 
島根県職連合出雲(奥)と甲斐市職(手前)
甲斐市職は「ワンチャンス」の勝利を何度も掴み、関東甲第3代表から這い上がった今大会初出場のダークホース。準々決勝は、し烈な攻防戦に勝利し、監督の涙で飾った。勢いそのままに、序盤戦を先行する。
島根県職連合出雲支部は、コロナ禍を最前線で踏ん張った県立中央病院職員のチーム。甲斐のレフトから何度も繰り出される強烈なスパイクを着実に拾っては、得点を重ねた。
最後は追い上げる甲斐を振り切り、島根県職連合がセットカウント20で勝利した。

決勝 初優勝かけた4強の激闘太田市職労(群馬)が制す

太田市職労(群馬)2  21-9  0 島根県職連合出雲

            21-16

太田市職労(左)と島根県職連合出雲(右)
若さと機動力VSど根性バレー 攻撃力で太田が圧倒
決勝戦は、最多出場26回、優勝2連覇の記録を持つ王者・松本市職労をセットカウント2-0で撃破した太田市職労と、出場回数13回で同じく2連覇の戦歴を持つ古豪・札幌市職連をセットカウント2-1で破った島根県職連合出雲支部との対戦。「若さと機動力」の太田、打たれても拾ってつなぐ「粘り」の島根という、タイプの異なる両チームの激突となった。
第1セットは、太田が攻撃力をいかんなく発揮し終始リード。セッター今井の変化に富む巧みなトスを受けた左腕のライト大津、レフト三瓶、センター金子の放つ強烈なアタック。加えて、山田の助走をつけたジャンプサーブが次々と炸裂。島根の守備を揺さぶり、第1セットは21-9で太田が先取した。
このまま太田があっさり押し切るかという空気が漂う中、第2セットでは、島根が持ち前の粘り強さと「ど根性」をいかんなく発揮する。
上野ら堅い守備陣がしっかりとボールを拾い、つないでは打ち返すラリーが続く。それが太田のスパイクなどのミスを誘い、じわじわと得点を重ねる場面も。ここまで勝ち進んできた島根の選手たちのメンタルの強さを印象付けた。
しかし勢いに乗る太田は、攻守のバランスの取れたチームワークで得点を重ね、引き寄せた試合の流れを離さない。最後は16点にまで詰め寄った島根をはねのけ、21-16で第2セットを取り、セットカウントは2-0。初優勝の栄冠を手にした。
太田市職労が優勝を決めた瞬間

<決勝トーナメント表>

<予選グループ戦>


【お詫びと訂正】
機関紙「じちろう」第2357号掲載の記事の中に、下記の記載の誤りがありました。お詫びし訂正いたします。
○決勝トーナメント表 
 山口市職労-甲斐市職
 誤) ①12-21 ②20-21 → 正) ①12-21 ②20-22
○2面記事/決勝戦 
 誤)「札幌市職連をセットカウント3-1で破った島根県職連合出雲支部」
 正)「(略)セットカウント2-1(略)」

 機関紙じちろう2023年12月15日号より転載

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