公営バス事業の課題や先進事例を共有

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公営バス事業の課題や先進事例を共有

2026/06/15

水素をバスに充填する作業について説明を受ける参加者

自治労都市公共交通評議会は6月4~5日、都内で2026年度第1回バス部会を開いた。各都市でバスの運行や整備を担う組合員30人が参加し、主に公営のバス事業に携わる職場課題の共有や他地域の先進事例を学んだ。

 初日は東京都交通局の有明自動車営業所を視察。2020年に開所した営業所は東京湾に面し、大規模な展示場などに隣接した地上4階建て。敷地内に軽油スタンドをはじめ水素ステーション、立体駐車場が設置されている。2026年4月1日現在、5系統を所管し、59台(うち21台は水素を用いる燃料電池バス)を保有、118人の職員が勤務している。

ディスペンサー(右)を通じてバス(左)に水素を供給する。約10分ほどで充填が完了した

 参加者は営業所長から事業概要について説明を受けた後、庁舎内や車庫を視察。実際に水素をバスに充填する作業や実用化にむけて試運転を行っている自動運転バスも見学し、それぞれの業務を担当する組合員からの話を聞いた。このほか暑さ対策で軽量・薄手のポロシャツを取り入れ始めたことや、今後の対策の方向性などについて共有した。

熱中症対策のため乗務員を中心に着用が可能となったポロシャツの制服

車間距離を制御する装置などを搭載したバス。運転自動化レベル2で乗務員の監視が必要

 2日目は人員不足対策や軽油の確保状況、カスタマーハラスメント対策などについて各単組から報告をした。また部会の活動に関して「組合運動は顔をあわせ本音で議論することが大切だと思うので、このような機会を増やしてほしい」と多くの部員から意見が出された。

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